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5/3 レッスン #8

スケールとアルペジオにレッスン時間のほとんどを使ったので、今日はイベールのHistoiresは見てもらう時間がありませんでした。この曲は先週からあまり進歩してないと感じていたので、もう一週間練習できるのは良かったと思いましょう。

基礎技術

  • 息をずっとコンスタントに出し続けること。特にスケールの下降音階や音が上や下にジャンプするところでアンブシュアや息や舌の位置を変えないこと。
  • 高い音を出す際の舌の位置に注意。下がっていると高い音はでない。「イー」と声を出す時の高い位置。加えて、噛みすぎないように注意。噛んでいると大きな音が出ない。吹き始めが高い音(特にF、F#)だと音が出ないことがあるのは、これらが原因。
  • 演奏中に喉で「歌わない」。歌うと舌の位置が下がってしまう。
  • 低い音の時の舌と喉に注意して、オクターブ上の音が出ないように。

スケール(全メジャースケール)

  • F#のスケールで下降した時はA#(Bb)まで下がる。C#->B->A#->B->C#の移動はローラーを使ってスムーズに。
  • Bb、Bのスケールは下の音から始める。

アルペジオ(C、C#、D)

  • 息をコンスタントに出し続けてしっかりとした音を出して練習する。
  • Eb、Eも練習しておく。下降した時はBb、Bまで下がってEb、Eに戻る。

3度音程

  • CE DF EG FA … CE DF EC DB … FD EC DB C
  • 最初はゆっくり、4分=60を目指す。

ミュール:練習曲イ短調

  • オクターブキーを使う音から使わない音に下がる時(5・7小節目のE->A・D->Gなど)にアンブシュアや舌の位置を変えずに同じ音質・音量で。
  • サイドキーを使う高い音に飛ぶ時(35〜41小節の小節間など)も同様に安定した息・アンブシュアで音質・音量も一定に保つ。

ラクール:練習曲4番

  • ブレスの前などの音を切るところで滑らかにスーッと切る。ブツッと切らない。

前回出された課題に対して1週間では練習時間が足りず全然ダメだと感じていましたが、練習したことに関してはレッスンでもそれなりにできるようになっていてホッとしました。練習でやったのと違ったことを指示されると慌てちゃいますが。まあちゃんと練習を続ければ少しずつでも着実に前に進んでいると実感できましたので、この調子で進めていきたいと思います。

左手小指のテーブルキーでの動きが悪く、ちょっと重点的に練習必要があると思います。力が入りすぎているとうまく動かないですし、力を抜こうとすると小指だけでなく薬指まで力が抜けて音が出なくなってしまいます。ギターを弾く時にはもっとマシに小指だけを動かせているのですが、楽器が変わると同じようにはいきません。楽器のローラー自体はちゃんと動くのに滑らかに小指が移動しないです。日本に一時帰国する時に楽器を持って帰って調整してもらうように言われたのですが、次回の一時帰国では旅程的に難しいかもしれません。楽器を機内持込すると他のものが持ち込めなくなりますし。まずは今の楽器の状態のまま練習をして自分の技術向上でなんとかならないか探ってみて、その後で日本で調整するかどうか決めようと思います。

4/26 レッスン #7

今日のレッスンではたくさん宿題をもらいました。今後3週連続でレッスンがあるので、平日もしっかり練習しないといけません。体調と仕事がそれを許してくれるよう祈ります。

今日のレッスンのメニューと要点です。

基礎技術

  • いつも言われることだけど、出だしの音をふわっと入らない。まっすぐに息を押し出してしっかり音を出す。恐る恐る吹かない。小さな音で入る時も同様。音量は息のスピードで調整。息のスピードを思った通りにコントロールできるように練習すること。
  • 低い音(C-B-Bb)を出す時にオクターブ上の音が出ないように気をつかう。アンブシュアと舌の位置。
  • 中音域から低音域に下がる際(オクターブキーを押さえた音から押さえない音に移る時)、息が緩まないよう気を付ける。音量・音質が変わらないよう集中してコントロールする。

スケール

  • C、C#、D、Eb、E、Fをやった後、F#、G、Ab、A、Bbも少し。まだ練習していないので、家で練習して次回のレッスンで。
  • Cのスケールで指のスピードを上げていく練習。4分=60で。最初の4音(CDEF)は8分音符、次の4音(GABC)は16分音符で、というパターンを繰り返す。次は最初の4音が16分音符、次の4音が8分音符。最後にすべてを16分音符で。
  • C#でも同様の練習。下降の際の運指ができていないので要練習。

アルペジオ

  • 先週やったCEGC EGCE GCEG … の上昇&下降アルペジオに続けてCEGCEGCEの上昇と下降。C#でも同様に。Dのアルペジオも練習しておく。

練習曲(ミュール)

  • 新しくもらった練習曲。ミュール(Marcel Mule)のExercices Journaliers (Daily Exercises)よりイ短調。
  • 最初はゆっくり。1/2の速度で。できたら等速で。
  • 2~3小節目のフレーズ(BAG#FG#E EFG#ABC)では左手小指のG#キーは、 最初にG#の音が出てからAの音が出るまで、押さえたまま。小指の動きは鈍いので移動は最小限に。
  • 6・8・10小節目の4分音符の音で息を抜かない。まっすぐ息を出し続ける。

練習曲(ラクール)3番

  • 先に書いた、中音域から低音域に移る際の音量・音質に気をつける。
  • 最後の音をデクレッシェンドしてしっかり伸ばす。途中で切れないように。アンブシュアと息のスピードでコントロール。

イベール:物語

  • イベール(Jacques Ibert)の物語(Histoires)から第1曲。
  • 出だしの音に気を使う。前述の通り。
  • 装飾音符は指だけを動かして、アンブシュアや体は変えない。
  • 高音に上がっても盛り上がらない。フランス音楽の感じを出す。
  • 9・12小節目の装飾音付の高い音のアンブシュア・舌の位置に気をつける。

「アンブシュアは安定してきたので(とはいえまだまだ練習を続ける必要はあるが)、メカニックなところをどんどんやっていく」とのこと。おかげで課題が格段に難しくなりました。それをクリアするにはもちろんメカニック(指の動き)の練習なんですが、音がきちんとでないと話にならないわけで、アンブシュアや息の練習が今まで以上に大切になります。

次のレッスンまでの宿題はメジャースケール全部と、C・C#・Dのアルペジオ、ミュールの練習曲イ短調、ラクールの練習曲4番、そしてイベールのHistoiresと、盛りだくさんです。家に帰ってからスケールを中心におさらいしましたが、難敵揃いで大変です。頑張って時間を作って来週までに少しでも上達しておきたいです。

4/12 レッスン #6

1ヶ月ぶりのレッスンです。前回キャンセルになった分、今回から3回は延長してやってもらうことで補填になります。

今日のレッスンメニューは

  • スケール(C, C#, D, Eb)
  • アルペジオ(C, C#)
  • ラクールの練習曲(2番)
  • アリア

でした。

今日指摘された点をまとめておきます。

基礎技術

  • 「ハーッ」と息を出さない。「フーッ」と吹き込む。サックスは基本的に吹けば音が出るけれども、いい音を出すには圧力をかけて息を押し込まないといけない。
  • お腹に力を入れて息を出す。吸い込むときは素早く、吐くときに下腹部に力を入れる(トイレに行く時の力の入れ方に近い)。
  • 例によって顎のラインがフラットになるようなアンブシュアで。
  • マウスピースだけで音を出してAの音が出るアンブシュアを忘れない。Cの音が出ると噛みすぎ。1時間の練習をするなら15分おきに4回確認する。
  • スケールは以前にやった5音ずつに区切っての練習をする。
  • アルペジオは息の流れを一定に。
  • タンギングの時は舌が軽くリードに触れる感じで。舌の一定の場所を当てるようにする。

ラクール2番

  • 23小節目のAの音で急に大きな音にならない。クレッシェンドの同じ息の流れの中でただオクターブキーを押すだけ。

アリア

  • 2箇所の3連符のフレーズでは、エキサイトせずに盛り上げる。もっと大きな音にもっていく。
  • それ以外の部分はソフトな音で、でもまっすぐな音で。
  • 練習番号6のTempo Primoの前でしっかりデクレッシェンド。ブレスは入るけれども、そのままの音量・息の流れで主題に入る。
  • デクレッシェンドでも息の流れはそのままで。

最近気になっていた雑音混じりの音ですが、幸か不幸かレッスン中はそのような音になることがなく、先生に見てもらって原因を探ることはできませんでした。が、おそらく唾のせいではないかとのことでした。解決策としては唾を吸い込むことと言われましたが、そんな余裕はないんですよね。

もう一つ最近気になっていた、セルマーの入門向けマウスピース(SeleS Prologue)を試させてもらいました。これがなかなか良いんですよ。

今まで使っているヤマハの4Cに比べて明らかに音の立ち上がりが早く、まっすぐに音が出る感じです。音質は明るめ、コントロールもしやすいです。リガチャーは逆締め・1本ネジで、そのおかげもあってリードも安定して付けやすいです。リガチャー・キャップ・ポーチ付きですから、お値段的にもお得です。4Cに比べれば2倍の値段ですが、他のマウスピースと比べると半額以下の安さです。シンガポールで買うと日本より若干高めですが、それでも変える価値はあると思い、購入しました。

唯一難点は、自分のヤマハの楽器につけるとちょっと挿入がキツ目だということです。そのため若干チューニングが低めになり、またリードを装着したままでマウスピースを付け外ししようとすると力が入りすぎてリガチャーが動いてしまいます。ネック側のオクターブキーにも変な力がかからないように気をつけなければなりません。そのうちにネックのコルクとマウスピースが馴染んで(どちらかが磨耗して)付けやすくなりますかね。

次回のレッスンではスケールとアルペジオ、ラクールの3番、それに加えてイベールの楽曲をもらいましたので、これも練習していきます。

3/8 レッスン #5

発表会でラクールの練習曲を演奏してからちょうど1ヶ月です。そして、今度の土曜日、また発表会に出演します。前回は楽器を問わず教室の生徒さんが出演しました。サックスは私1人だけでした。今度のはサックスのみの発表会です。だから前回は他にサックスがいなかったんですよね。

曲は当然、ボサのアリアです。実は今日まで出演するかどうか迷っていました。前回みたいに簡単な曲じゃないし、レッスンは前回・前々回の2回だけ。それも見てもらったのは曲の前半部のみ。あと今日のレッスンを受けただけで人前で演奏できるレベルになるのか、と。でも、前回を思い起こしても、決して満足のいく練習とレッスンをしたわけではなく、失敗して当然の気持ちで臨みました。今回もそれでいいんじゃないかと。曲は難しくなりましたが、練習量は明らかに前回の発表会前より多いです。せっかくやってきたのだから、あと1週間がんばってやってみることにしました。

今日のレッスンでは最初15分ほど先生に見てもらって、残り30分では妻にも参加して伴奏してもらってやりました。

  • マウスピースだけでAの音を出すアンブシュアを思い出す。出だしからまっすぐに音を出す。
  • 同じ息をまっすぐ出す。指が変わっても息は変わらない。
  • 長く音を伸ばすときに途中で息の出し方・アンブシュアを変えない。
  • ブレスの前の音を急に切らない。
  • 高い音・大きい音の時にテンションを上げすぎない。
  • 練習番号6、pppで入るところは、その前のデクレッシェンドの流れを受けてスーッと入る。
  • アンブシュアが疲れてきたらブレスをしっかりとって口もリラクス・リセットする。
  • 最後の音は十分に伸ばして、終わるときは急に切らずにスーッと閉じる。伴奏の方を見て、音を切るときに合図する。
  • とにかく、リラックスして演奏する。

最後のポイントが一番大事かつ難しいと思います。間違いなく緊張するでしょうけど、先月の時ぐらいに冷静にできたらいいかなと思います。あんなに簡単な曲ではないので間違えてしまうかもしれませんが、その時にテンパってしまわないように気をつけます。ギターの時は間違って頭が真っ白になって覚えていたはずの指を忘れてしまうことがありました。幸いサックスは単音なので、譜面さえあれば復帰しやすいです(この曲に関しては臨時記号が多いので言うほど簡単ではないですが)。

先生はリップサービスで「ちゃんとできている。合格だ。大丈夫。」と言ってくれましたが、まだまだ不安です。1週間でできるだけのことをやろうと思います。幸い伴奏者も家にいますしね。

なるべく間違えない・落ちないように。そしてもし間違えても知らぬ顔で続けること。落ちたら慌てずに入れるところからすぐに復帰する。息が続かなかったらブレスをいれて、とにかく吹き切る。これらを心がけて練習しておこうと思います。

2/15 レッスン #4

風邪は快方に向かっているもののまだ息苦しく、本来ならレッスンを受けるような体調ではありません。でも来週は教室がお休みで、今日レッスンを受けておいて休み中にしっかり練習するほかありません。

さて、そんな状態なので、レッスンは実質アンブシュアの指導と、前回と同じ前半部の指導に終始してしまいました。後半部はまた来月ということになります。


リード&アンブシュア

  • Reserveの3.0は硬すぎると伝えたところ、あと2週間これで音が出るように練習してみるようにとのこと。アンブシュアが正しくできれば音が出るはず。それでもダメなら2.5あたりにしてみるようにと。
  • 息のみの音から締めていって音が出たところでその状態を少しキープ。これが最弱音。そこからクレッシェンドして最大音量からまたデクレッシェンド。先ほどの最弱音のところでまた少しキープ。
  • 毎回言われるように、あごのラインをフラットに。口から息が出る穴の大きさはストロー大。その息がすべてマウスピースに入って漏れないように横から口を締める。噛みすぎない。

スケール

  • 小指(左右とも)は平らに押さえるのではなく指先で。力を入れすぎずに動かす。

ボザ:アリア

  • 音の入りは優しく。一定の息・アンブシュアで。舌やあごが緩むと音程も緩んで揺らいでしまう。指が変わったり音量が変わっても息は出し続けるしアンブシュアは変えない。
  • ブレスの際に音をスーッと消す。急に音を切ったりアンブシュアを緩めたりしない。
  • 3連符のフレーズで速くしすぎずに歌うように。その後の装飾音(DEDCD)も落ち着いて。

体調不良と今週の練習不足でいつも以上にナーバスになって力が入っていたようです。リラックスして演奏するように言われました。レッスンでも発表会でも落ち着いて演奏するためには、とにかくひたすら練習するしかないです。

2/1 レッスン #3

今日のレッスンで初めて先生の演奏を聞きました(今までは指導してくださるだけ)。音色・音量・歌唱力すべてにおいて圧倒されました。

というわけで、今日から始めたのはボザ(Bozza)のアリアです。

とてもきれいな曲で、早くこの曲を思い通りに演奏できるようになりたいと、モチベーションも高まります。先週からちょっとずつ練習を始めていました。レッスンでは、最初の1/3ほどを順次見ていただきました。指摘された点をかいつまんで記録しておきます。

  • 出だしの音でアタックしない。前奏の雰囲気を受け継いで柔らかく入る。
  • 滑らかに歌うように。拍に合わせるのはもちろん大事だが、曲の流れを重視して。
  • 12小節目((1)の5小節目)はppだが今はあまり気にしない。それよりも前の小説からの流れが切れないように。アンブシュアや舌の位置を変えないで続けて入る。以下同様。
  • (2)の3小節目からデクレッシェンドして5小節目のpに優しく入る。そして、次の小節から雰囲気を変えてクレッシェンド。
  • (2)の8小節目からはスペインのダンスみたいな雰囲気で。息のスピードを速くする。まずは装飾音符抜きで練習する。次の小節の頭の音に滑らかに続けて入ることも練習。頭の装飾の音だけを鋭く。

アンブシュア、舌の位置、息の出し方は継続的な課題ですが、運指も鍛えないといけません。この曲ではD#が数多く出ますが、どうもD#の入る運指がうまくいきません。取り出してひたすら練習することと、基礎練習ですね。

基礎練習は、C->C#->D->D#->Cを繰り返すことをすすめられました。ただしやりすぎないこと。今日は時間がなくてスケールは見てもらいませんでしたが、スケールも続けて練習するようにとのことでした(あたりまえだ)。C、C#を練習しているので、できるようになったら次はD, D#と進んでいくようにとのことでした。

さて、実は来週人前でちょっと演奏する機会があって、ラクールの練習曲1番をやることになっています。あまり演奏会でやる曲ではないですが、今時点でできるのはこれぐらいなので。リハーサルというか、ひととおり聴いてもらいました。技術的な細かいところはもうあまり言われなくて、演奏の所作みたいなところを教えてもらいました。

  • 譜面台の位置と高さは自分の顔が客席から見えるようにする
  • 最後の数小節は思い切って遅くする最後の数音は楽譜を見ずに客席を見る
  • 最後の音を吹き終わっても5秒は動かずに待ち、その後楽器から口を離す

といったところです。まあ音楽的に特に表現を求められる曲でもないですし、先週までに言われたことを心がけるぐらいなので、今更劇的に変わるものでもないですし、個人的には妥当なところだと思います。出演も急遽決まったし、ミスったらミスったでいいかと割り切っています。まあ、妻はこのような教室の方針にあまり賛成ではないようで「日本の教室ではあり得ない」を連呼していますが、郷に入っては郷に従えです。

1/25 レッスン #2

しっかり練習して臨んだ2回目のレッスンです。前回よりは良くなっていると言ってもらいました。もちろん、まだまだ修正点がたくさんあります。


アンブシュア

正しいアンブシュアを身に付けるため、マウスピースのみでAのピッチが出るように練習すること。締め過ぎず、緩すぎず。

ストローを吹く感じで息を押し出す。マクドナルドのストロー。pの音の時はヤクルトのストロー(注:日本のヤクルトは普通ストローで飲みませんが、こちらでは細いストローがついてきてそれで飲みます)。

時間とともにアンブシュアが崩れたり、噛みすぎになっていっているので気をつける。口を「ウ」と突き出さずに唇から顎までをフラットに。(上下ではなく左右に、横から締める感じにするのとほぼ同義だと解釈しています。口の形には個人差がありますから。)

タンギング

舌をリードにピタッと付けるのではなく、軽く触れるだけ。息や吹き方は変化させずにそのまま。

舌を戻したときに奥や下に行ってしまっていて、そのためタンギングをすると音が変わってしまっている。元の位置に戻す。

音量変化

クレッシェンドの際に、口の形を変えて息の出し方を強くするのではなく、アンブシュアはそのままで息を押し出す力を強くする。急に「ハッ」と息を出すのではなく、息を押し出し続けて音を大きくする。

デクレッシェンドも息を押し出し続ける。アンブシュアを緩めるのではない。(急に緩めて音がなくなってしまっていました。)

スケール

5音ずつやってみる。ハ長調なら、まずCDEFGを繰り返す。次にGABCDという感じ。それができたら、CDEFG-GABCE-と5音ずつで区切ってやる。最後に全部続けて。アンブシュア、音の出し方、運指など確かめながら。

高音のC->D->E->Fのサイドキーを使う際に、次の音の準備(サイドキーを押さえる準備)をして滑らかに音の移動をする。急にサイドキーを押さえてバタバタしない。

ラクール練習曲1番

上記のアンブシュア、タンギング、音量変化のことを気をつけて。アンブシュアを変えずに息を押し出し続けて、滑らかに。音の高低が急に変わっても吹き方は変えない。

歌う気持ちを忘れずに。声に出して歌ってみる。


練習曲とは別にもう1曲やることになりましたが、まだ楽譜をもらっていないので、ネットで調べてどんな曲か勉強しておくことにします。やることがたくさんあるので、今週も仕事から帰ってからできるだけ練習したいと思います。

1/18 レッスン #1

いよいよ初レッスン。結果的に用意していった曲は全くせず、スケールを見てもらってアンブシュア等の修正。練習曲をもらってアンブシュアの修正。まあ予想通りにアンブシュアの修正に終始しました。

まずは口の形。口を突き出した形になっているのをフラットに。”yu”の音を出す感じ。日本語の「ユ」ではなく、発音記号でいうなら”ju”。口笛を吹いたりストローを吹いたりする感じ。温かい息ではなく冷たい息。ハァッと吹きかけるのではなく指向性を持ったまっすぐな息。フルートの口と同じだそうなので、家族にも指導してもらって直そうと思います。

さらには舌の位置。真ん中になんとなく位置していると、音の上下に伴って舌の位置も上下してしまい、ピッチも音質も変わってしまうとのこと。下の根元から真ん中あたりを口の上側もしくは上の歯にあてて固定する感じ。舌先はタンギングするときに動けるようにしておくと。”i:”という時の感じと言われましたが、これも日本語の「イー」とは違いますね。口のかたちは”ju”で下の形は”i:”。なかなか難しいです。

マウスピースだけで吹いたときにピッチがAになるのが正しい吹き方だそうで、これだけでも毎日練習しようと思います。

今日やったスケールはハ長調(C)。先ほどの舌の位置が変化しないように気をつけないといけません。口の形を意識すると心なしかいつもより高音が出やすい気も。低音は逆に息が抜けちゃう時もありますが。次回はC#。全部臨時記号です。音名と指がこんがらがっちゃって難しいです。

さて、曲ですが、もらったのはGuy Lacourという人の”50 Easy And Progressive Studies for Saxophone”。邦題は「ラクール50の練習曲」ですかね。宿題は1番と2番。レッスンでは1番をやりましたが、最初の8小節だけしかできませんでした。注意されたのはファーラの動きで左手薬指の動きが鈍いので練習するということと、高いミから下のソに落ちる際に息の吹き方を変えないということ。まっすぐの息をそのままに。今は喉の開きを変えれてないので高い方のソが出ちゃいますが、まずは息をまっすぐにだすこと。

他には楽器のことを少し。リードが柔らかいかも?と言われました。使っているのはRico Royalの2 1/2ですが、試しにVandorenの2 1/2をもらって使ってみましたが、逆に音が出ません。VandorenよりもRicoの方が合ってるかなということで、すぐにRicoに戻しました。今度試しに硬さだけ3に変えてみようかと思います。

あとストラップの長さと楽器の角度。ストラップは顔をまっすぐ向けたときにマウスピースがちょうど口の位置に来る長さで。使っているうちに下がってきちゃって、結果顔を下に向けがちになっちゃうんですよね。角度はクラシックとジャズ・ポップスでちょっと違うみたいです。今はクラシックでやっているので、あまり楽器を持ち上げすぎない。そのためにD#キーのガード部分に引っ掛けるフックの付いたストラップをおすすめされました。結構な値段でしたが、思い切って購入しました。

長くなりましたが、初回にもかかわらず修正すべき点をしっかり指摘していただき、とても有意義だったと思います。特にアンブシュアは、帰ってきてからおさらいで吹いてみたのですが、言われたことを意識してやるとすごく口がつかれます。1年間自分一人でどうもうまくいかずにいたので、これで少しは前に進むことができればいいなと思います。

レッスンは2週間ごとに受ける予定ですが、諸事情により来週・再来週は続けて受講します。宿題もたくさんあるので、今週はなんとか早く帰って練習しなくては。