スケール・アルペジオ
- 低音でも喉を開きすぎない。舌の位置は常に高く。
- 音の最後で口を緩めない。
- アルペジオはどんどんスピードを上げていく。
- タンギングは、舌をリードに当てに行くのではなく、舌を奥に引く。その時にリードに軽く触れる。息は常に前に出し続ける。
アンブシュア
- マウスピースのみでの練習を必ずする。すぐに狙った音程が出せるよう、アンブシュアをコントロールできるようにする。耳で聞いて音を合わせるのではなく、チューナーを見ながら、唇の位置・感覚をつかんでいく。
- fで音を出し、そこからだんだんデクレッシェンドしていく練習をすること。息が横から漏れるので、しっかり空気の通り道を締める。音が小さくなった時に空気の音をさせず、クリーンな音を出せるように。常に空気を前に送り続けること。
ハイデン:ソナタ
- 2楽章。音の変わり目で息を緩めず、常に前に出し続ける。特に3小節目から4小節目など、低い音にジャンプする時に喉を開かない。
- 6〜8小節目・11〜12小節目・42〜44小節目・46〜48小節目など、装飾音を抜いて2分音符だけだと同じ息で吹き続けられるので、それと同じ感覚で装飾音をつけるだけ。
- 17〜22小節目はスラーの音もちゃんと拍に入れてカチッと演奏する。
昨日の2時間練習で噛みすぎて下唇が痛く、今日はアンブシュアはあまり良くありませんでした。崩れたアンブシュアで練習を続けるのではなく、途中でチェックを入れて修正して正しく練習しないといけませんね。その代わり今日はタンギングの調子は良かったです。舌をリードに当てる良い位置が見つかるとうまくいくんですが、それがなかなか見つからず安定しないのがいけないです。良い位置の感覚を覚えて毎回すぐにその感覚を思い出せるようにしないといけません。
アンブシュア・息・タンギングで言われることはいつも一緒なんですが、なかなか修正できません。気長に一歩ずつ直していきましょう。これにさらに指の動きを加えて、すべてをコントロール・シンクロナイズさせないといけません。先生いわく、頭を使わないといけません。目で見て反射的に指や口が動くのではなく、そこに頭で考えるプロセスを入れる。そこの判断のスピードも上げないといけません。年をとると鈍ってくる部分ですが、意識して頭を使うようにして鍛えていきましょう。老化も防げますしね。