4/10 レッスン #29

基礎練習

  • マウスピースでピッチの練習を毎回すること。
  • スケールでうまく入らないところは、そこだけを取り出して遅めのテンポでしっかりと指を動かす練習をする。力を抜いて。

オーバートーン

  • Low Bbの指でオクターブ上のBbの音を出す練習。さらに3倍音のF、その上のBbも出せれば出す。Bについても同様。
  • Low Fの指でLow Fの音を出し、アンブシュアや舌の変化は最小限にして、そのままオクターブ上のFの音を出す練習。さらに、Low Fの指でオクターブ上の音を出し、そこからLow Fの音に下げる。E、Eb、D、C#、Cについても同様。
  • Low Cの指でオクターブ上のCの音を出し、そこからオーバートーンのままクロマチックスケール。Bb~Fの間で。

ハイデン:ソナタ

  • フレーズの終わりで口を緩めない(開かない)ように気をつける。息をしっかり前へ出す。
  • うまくできないところを取り出して、少し遅めでしっかりと指の動きを確かめる。

今日は初めてオーバートーンをやりました。以前個人で少しやったことはありますが、あまりうまくできませんでした。Bbの運指でオーバートーンを出そうとすると、3倍音のFは出るのですが、倍音のBbが出ません。Bでも同じです。Cだとかろうじて倍音が出ますが、3倍音のGの方が出やすいです。

基音と倍音をスラーで出すのは、倍音から基音に下げることはできるのですが、逆に基音から倍音に上げるのができません。一旦止めて吹き直せば出るんですけどね。

オーバートーンの練習で各音を出すときの口の形・舌の位置をしっかり覚えて安定させれば、音も安定して綺麗な音が出るようになるとのことです。焦らずじっくりやればいいとのことですので、時間をかけてしっかり改善していこうと思います。

指の動きは自分一人で練習していても、続けていればそのうち早く動くようにはなると思いますが、息の方は正しいやり方でないといつまでたってもちゃんとした音が出るようになりませんから、こうしてレッスンで指導していただくのは非常に有意義だと思っています。