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初練習そして大惨事

昨日ついにやってきたマイサックス、初の組み立てです。

まずはネックにマウスピースを、続いてリードを装着。ネットや本でやりかたは勉強していたので、特に問題は無し。この状態でまずは音出し。

他の管楽器に比べれば初心者でも音は出しやすいというものの、リコーダーのように普通に吹いて音が出るなどという簡単なものではありませんでした。結構しっかり吹かないと音が出ません。

それでも音の出し方はなんとなく分かったので、ネックを本体に取り付けてやってみよう。

その時でした。

本体をケースから取り出すため、ネックをベッドの上に置いていたのですが、なんとベッドから落下!!!

慌てて拾ってチェックすると、マウスピースの先が欠けてしまっている!!!

ガガ〜〜〜ン

我が家に来てまだ丸1日も経ってないのに。まだ本体に取り付けてさえいないのに。あまりのショックに崩れ落ちるRyupapa。

このままの状態で明日まで待つのは、精神的にきつかったので、大急ぎで新しいマウスピースを買いに行くことにしました。一緒に落下したリードももちろん買い替えないといけないし、ネックとリガチャーも大丈夫かどうか店の人に見てもらおう。

郊外の自宅から15分ほどの所にもヤマハの店はあるけれど、中心部にある大きい店のほうが品揃えも確実だろうと、1時間ほどかけて電車で向かいました。

到着して管楽器売り場の店員にマウスピースの型番を告げるも、残念ながら在庫なし。他の店舗にならあるのか調べてもらうと、自宅から最寄りの店に在庫あり。電話で確認してから出かければよかった。無駄に時間を使ってしまった。

リガチャーとネックは店員に見てもらったところ、大丈夫そうだとのこと。ネックは展示してある同じ楽器で装着できるかどうか確かめてもらいました。手ぶらで帰るのも申し訳ないので、ダメになったリードと同じものを3本購入。

引き返して自宅から近い方のヤマハへ。同じ型番のマウスピースを無事購入。S$40ちょっと。念のためにここの店員にもネックを見てもらって、やっと心が落ち着きました。

家を出てから約3時間。新しいマウスピースとリードを使って、やっとのことでネックと本体の組み立て完成。もう時間も遅いので、少しだけ音出しをして今日は終了。

いきなり散々な出だしとなったRyupapaのサックスライフ。もう2度とこんな不注意な事故を起こさないよう心に誓いました。

教訓。楽器を置く場所には十分気をつけよう。

楽器が届いた!

待ちに待ったアルトサックスがついに届きました!

仕事中に妻から連絡を受け取り、早く帰りたいと思いながらも、こんな日に限って仕事がなかなか終わらない。金曜日なのに!

普段より遅めに帰宅すると、大きな箱が待っておりました。

夜に吹くわけにもいかないので、今日は開封のみ。構えだけでもやってみようかとキーを押さえるも動かず。あれ?

よく見るといろんな箇所にコルクが挟んであってキーが動かないように固定されていました。そりゃそうだ。

なんとかすべてのコルクを外したところで今日はおしまい。

楽器が届くのを待つ間に

注文した楽器は日本の住所に送られ、そこからシンガポールまで転送されます。そのため手元に届くまでにはもう少し時間がかかります。多分来週ぐらいかな。

その間にサックスに関する本を2冊ほど注文。こっちの方が先に届くと思うので、まず予習しておきます。買った本の紹介は実際に楽器を練習し始めてから改めて。

楽器を買おう

何はともあれ、楽器がないと始まりません。初心者なのでそんなに高い楽器は要りませんが、数万円の安物ではきっと音が鳴らず演奏もしにくい。10万円前後は出した方が良い。この辺はギターの経験から分かっています。

クオリティとシンガポールでのサポートや備品のことも考えて、メーカーはヤマハ。ということで、入門に適したモデルYAS-280を購入することにしました。日本のように新品をレンタルして気に入ったらそのまま購入、みたいなシステムはなさそうなので、いきなり購入です。

YAS-280はシンガポールのヤマハでも購入できるのですが、価格は約S$2,300。日本円にすると180,000円くらい。日本で買うよりずいぶん高いです(日本での希望小売価格は118,650円)。

なので、Amazonで以下の初心者セットを買って、日本から送ってもらうことにしました。お手入れセット、チューナー、譜面台、DVD付き入門書も込みで97,800円(購入時の価格です)。関税や手数料を考慮してもかなりお得です。実物を触らずに買うことと飛行機で運ばれてくることに若干の不安はありますが。

なぜ今サックスを始めるのか

日本では学生時代からクラシックギターを弾いていたのですが、シンガポール赴任にあたり売却。高温多湿の環境では木製楽器のコンディションを維持するのは大変ですから。サイレントギターは持って来たものの、こちらでは弦やら小物やらの品揃えが非常に悪く、どうもやる気をそがれてしまいました。

そんな中、妻と子供がフルートを習い始めました。触発されて、なんか自分も管楽器を始めてみたくなりました。同じ楽器をするのもつまらないので、初心者でも手を出しやすいと言われているアルトサックスを選択。管なら湿度管理もあまり必要ないし(実際にはリードの湿度管理は必要ですが)。

この年になってから新しい楽器がどこまで出来るようになるのか不安ですが、やれるところまで挑戦してみたいと思います。目標は家族でのアンサンブルです。