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2/25 レッスン #59

タンギングは相変わらず発展途上です。ラクールの練習曲12番のスタッカート、プロヴァンスの風景の3楽章。共にもっとタンギングを鍛えないといけません。

まずはアンブシュアの横から閉める力を安定させること(だから噛みすぎて唇が痛くなる)。そして舌をリードに当てた状態でも息を前に。そこからすばやく舌を引く。これを繰り返すスピードを速くする。やることはたくさんあります。

今日習った運指ですが、Cキーを押さえたままサイドのD#/Ebを押すとDの音が出ます。これをプロヴァンスの風景3楽章に出てくるDCBAの速いフレーズに使えます。

この楽章、ゆっくりのスピードなら指使いもちゃんとできるのですが、速くなった途端にあたふたして指も音もめちゃくちゃになってしまいます。いわく、考えすぎなんだそうです。練習で体に覚えさせて、譜面や音を無意識のうちに指や口にリンクさせる、自動的に体が動くようになるのが目標ではありますが、年をとると頭だけでなく体のもの覚えも悪いのです。

2/11 レッスン #58

C#マイナーのスケールに続いて、ラクールの練習曲12番。スタッカートのタンギングをもっと練習する必要があり、次回に持ち越し。いつも言われることですが、息は出し続けること。スタッカートなので出し方はフーッではなくフッフッと短くなりますが、息を弱くしないこと。それに合わせてリードに当てていた舌を手前に素早く引くと。

プロヴァンスの風景の1楽章は今回でようやく上がりです。昨日の練習の通りにうまくできました。もちろん練習は続ける必要があり、テンポが速くなっても正確にリズムが刻めるように鍛えないといけません。レッスンでは次からは2〜4楽章をやることになりました。

レッスンの終わりに、先生の勧めでマウスピースをセルマーのConceptに替えてみたところ、かなりしっくりときて、そのまま購入となりました。

今のS80 C*を購入した時に、実はConceptも試していますが(新しいマウスピース)、その時には息が入りにくく大きな音が出ない印象だったため、音の出しやすいC*を選びました。今同様に吹き比べてみると、Conceptでも十分に大きな音は出せました。加えて、当時に感じたのと同様に音のコントロールがしやすいです。実際にプロヴァンスの風景を吹いてみると、大きな音を出したときでも音が暴れませんし、デクレッシェンドもより滑らかにできます。全体的に音をきちんとまとめられる気がします。2年間でConceptを使える程度には進歩してアンブシュアも安定してきたのでしょう。

まだ替えたばっかりだからか、ちょっとアンブシュアを締めすぎてピッチが高くなる傾向がありますが、そのうちに慣れて落ち着いてくると思います。リガチャーももっと安定してリードを支えられるものに替えた方がいいと言われましたが、それはまた次の機会に。マウスピースもストラップも先生が使っているのと同じものになりましたので、次は楽器ですかね。なんてね。

1/28 レッスン #57

先月はレッスンがなかったので、2ヶ月ぶりのレッスンです。

スケールと練習曲の方はまあまあできたのですが、やっぱりプロヴァンスの風景は厳しいですね。もともと難しい上にブランクが空いての練習不足ですから。ちょっとゆっくり目で、難しいところはさらにテンポを落として念入りに指導していただきました。一部運指を見直したので、この新しい運指に慣れるべく来週以降ちゃんと練習したいと思います。

11/19 レッスン #56

今日のレッスンではタンギングの調子が良かったものの、音のクオリティはいまいちでした。普段練習に使っているリードで始めたのですが、息が入りにくく(先生にはリードが硬く感じたようです)、途中でいつもレッスンの時に使っていた前のリードに変えたら少し音が出やすくなりました。家で練習している時はそんなに大きな違いは感じてなかったんですが、不思議です。今のレッスン室は狭く音の響きもデッドなので、それもあって音の響きが感じられませんでした。

他の技術的な面では、プロヴァンスの風景1楽章は指は良くなってきたので(とはいえ、音を飛ばしたり間違えたりすることは多いですが)、もっとアーティキュレーションを譜面に忠実に入れていこうという指示でした。テンポを上げると特にタンギングがきちんと入っていかないので、その辺りを練習していこうと思います。

4楽章は重い雰囲気をだすこと、スラーでも10連符などで速い部分でも1音1音をきっちりと出すようにと言われました。まずは指の動きをしっかりと覚えてテンポについていけるように練習しなければなりません。

来月は先生と私の都合が合わないのでレッスンはお休みで、次回は1月になります。かなり間が開きますし年末年始で休みも取りますので、しっかりと練習したいところです。

10/22 レッスン #54

教室が別のフロアに移動し、真新しいレッスン室になりました。が、狭いし響き方もまだしっくりこない感じ。

今日のポイントは

  • 低い音に下がる時に舌の位置を高く保つ。舌を下に降ろすのではなく奥に引く。
  • 力が入ってうまくできないところは、フレーズごとに区切って遅いテンポから練習。できるようになったら次のフレーズにつなげて練習。

部屋や椅子が変わったせいか今日は力が入りすぎて、ピッチも高く噛みすぎだし、どうもうまくいきませんでした。

10/8 レッスン #53

レッスンで指摘されたことは前回とほぼ同じでした。進歩なし。

まずはとにかく息をコンスタントに出すこと。音が高くなったり指が難しくなったりしても息は変えないこと。単純そうでなかなか改善しないんです。

タンギングは軽めに。舌を当てに行くのではなく触れるだけ。これは出来るときは出来てるんですが、アンブシュアが崩れたり指に気を取られたりすると下手になってしまいます。

プロヴァンスの風景1楽章はあとは後半部分の指をしっかり練習しないといけません。まだ指がおぼつかないために余裕がなく焦ってしまいます。とにかく繰り返し練習して覚えてしまうしかないかなと思っています。

あとはフレージング。1楽章も2楽章も音をなめらかにつないで、そこにアーティキュレーションを正しく加えていく。指を覚えている部分は大分スムーズになってきましたが、間違えてしまうとそこから記憶が曖昧になってリズムが乱れたりさらに間違えてしまったりします。指だけで覚えるのではなく、楽譜のイメージや階名と合わせて覚えるようすれば間違いも減ると思うので、練習を積み重ねていきましょう。

ちなみにラクールの練習曲は次は25番。第1巻最後の曲です。

9/24 レッスン #52

基礎技術

  • 最高音のF#でリードミスが起きる時は舌の位置に問題がある。少し奥に引く感じで。
  • アンブシュアをコントロールする練習をする。fからp、pからfに段階的に音量を変化させる。途中で息の流れが変わって音量がジャンプしないように。

ラクール:練習曲24番

  • 音を機械的に独立させて吹くのではなく、フレーズの流れを意識する。この曲の場合だと裏拍の16分から拍の頭の音へのつながり。まずはスラーで練習して流れをつかむ。
  • タンギングははっきり目に。高い音でアクセントをつけすぎたり息を変えたりしない。

モーリス:プロヴァンスの風景

1楽章

  • タンギングのアーティキュレーションをきちんとつける。難しいところは半分のテンポで練習を始めて速くしていく。
  • スラーの部分はフレーズの流れを意識して。

2楽章

  • こちらも拍に音を合わせるだけでなく、流れるように。

レッスンで指摘されるのは大体いつもと同じポイントですねぇ。音を追いかけるのに必死でフレーズを意識できていないのが問題なのでしょう。指や舌を楽譜どおりに動かす技術がまだ足りてないためにそうなっていると思うので、やはり繰り返し練習するしかありません。昔みたいに簡単に楽譜が覚えられればもうすこし楽なんですけど。年をとるとつらいです。

マウスピースに付いた傷は音には影響はないとのことで安心しました。でも今度日本で楽器店に寄ったら新しいマウスピースもみてみたい気もします。本当は楽器も買い換えたいんですけどね。

8/27 レッスン #51

最近スケール練習はGメインでやってたのですが、今日のレッスンでやったのはF#。当然爆死です。ゆっくりのテンポでしっかり練習しなくては。

ラクールの練習曲23番。フレーズを通して息をコンスタントに、滑らかに出すこと。最高音の音質に気をつけること。ジェットコースターで頂上にたどり着いてそこから下っていくように、次の音に向けて下げていくことを意識する。低音も息を変えずに出すこと。舌の位置を高く。

プロヴァンスの風景1楽章。ラクール同様、息に気をつける。息は楽器の外に吹き続けながら指を動かす練習も。2ページ目以降は1ページ目が速いテンポで出来るようになればすぐにできるようになるはず。スラーとタンギングを吹き分けてリズム良く。速くなると譜面を見ていては追いつかないので、弾きこんで覚えてしまう。

2楽章。同様に息を滑らかに出し続ける。歌うように。デクレッシェンドをスムーズに。

3楽章。練習は中間部(右ページ)から始める。タンギングをはっきりと。マーチのような感じで。装飾音もはっきりめに。

1楽章は2ページ目もすることになってちょっと戸惑いました。少しだけでも練習しておいて良かった。2・3楽章もやりましたが、こちらは普段から少しずつやっているので良かったです。

次のレッスンは3週間後。F#のスケールをもっと練習しておくこと(+Gのスケール)、ラクールは24番、プロヴァンスの風景は1楽章の続きも練習して指を覚えること。これらが次回までの課題ですね。

7/16 レッスン #50

今日のレッスン、まずはタンギングを直されました。昨日の練習で出来てたことをやれれば問題なかったのですが、今日はうまく出来ませんでした。

次のラクール22番もタンギングがうまくなく、まずはスラーでやるようにと言われました。スラーで曲の流れを理解した上で、あーティキュレーションとしてタンギングを加えろと。あと、付点のリズムが三連符気味になっているのでしっかり拍通りに入れるように言われました。次回は23番と言われましたけど、もう少し22番は練習しておこうと思います。

プロヴァンスの風景1楽章。最初は72ぐらいのテンポで始めましたが、もっと遅く、60ぐらいに下げられ、そこから少しずつ速くしていって112まで。今はこれが限界のようです。スラーの切れ目でもタンギングをしっかり入れるところ、感じさせない程度にするところと色々あって区別するのが大変です。あとは最低限のダイナミクスは守るように。

メトロノームを鳴らしながらの練習で、最初は8分音符を全て鳴らしてこれにしっかり拍を合わせるようにと言われたのですが、かえって拍に合わせられません。テンポが速くなって2つ打ち(付点4分)で鳴らすようになると逆にちゃんと拍に合わせられます。指を間違えた時も、譜面を追いすぎずに指が練習通りに動くのに任せろと言われたんですが、譜面を追っているよりもメトロノームに合わせようと意識してるから指が飛んじゃうんです。いずれにしろ、もっと練習して早いテンポについていけるように、指が自然と動くようにしていく必要があります。

1ページ目の終わりまで一通りできるようになったら、次のページに行くのではなく、このページがもっと速いテンポで出来るように少しずつ上げていくようにとのことでした。今は108程度が限界なので、まずは次のレッスンまでに120ぐらいまで出来るようにするのが目標です。