2/7の練習

明日は初めて人前でサックスの演奏を披露します。ラクールの練習曲1番です。前にも書いたように失敗したらしたでいいかと気軽に構えています。といいつつも、それなりに緊張してますけど。

というわけで、今日の練習はラクールの1番に集中してやりました。リードは音を出しやすいいつものRoyalを使うことにしましたが、最近は逆に音程が安定しなかったりします。おそらく、Reserveに比べて音が出すぎてしまうので無意識に息の圧力が弱くなりすぎているのではないかと思っています。pだからといってあまり小さくしすぎないこと、レッスンで言われたことを思い出し、正しいアンブシュアを心がけることで、なんとかなるはずです。実際、ちょっと大きめの音でアンブシュアを締め気味にすると音もまっすぐ出て音程も安定しますから。そのままの感じでpの音も出せれば大丈夫。

明日は午前中ちょっと練習して上記のことを再確認し、午後の本番に臨みたいと思います。

2/5の練習

今日も昨日と同じ練習パターン・メニューで。

Reserveはまだ音が出しにくいですね。音が出るときも、息がスースー音がします。先週先生の演奏を間近で聴いていても多少息の音がしたので、そういったものなのかもしれませんが、練習を聴いていた妻はあまり好きではないようです。いわく、苦しそうだと。慣れてきたらスムーズに音がでるのかな?それとも、硬さを2.5か2.0にしておいたら良かったかな?

ReserveからRoyalに変えると急に音が出ます。むしろ出過ぎ。昨日同様に音が暴れて、次第に音程が悪くなってきます。アンブシュアが崩れてきているのでしょうか。

できれば日曜日の演奏にはReserveを使いたいと思っていましたが、ちょっと間に合わなさそう。今まで通りのリードでいこうかな。音質はReserveのほうがいいんですけどね。

2/4の練習

新しいリードを買ってきました。RicoのReserveです。最近パッケージと名前が変わってD’Addario Reserveになりましたが、中身は同一だそうです。D’Addarioといえば、ギターの弦のPro Arteもここので、Compositeをよく使ってました。癖が少なく安定した音質だったと記憶しています。Ricoのリードもそんな感じですかね。

Reserveは先生に勧められました。硬さも3.0でと。以前にも言われましたが、今のRoyalの2.5は自分には柔らかすぎるということです。メーカーの硬さ比較表によるとReserveの3.0はRoyalの2.5よりもはるかに硬いのですが、とりあえずは先生に従ってみます。10本入りでS$35でした。Royalはいつも3本入りのをS$10ぐらいで買ってましたので、1本あたりS$0.2ほど高くなります。

吹いてみると、やっぱり硬いです。ちょっと締め気味にしないと音が出ません。でも深い音が出ますし、正しいアンブシュアができていればpの音が安定して出しやすい感じです。もう少し使ったら馴染んできて吹きやすくなるかもしれません。どうしても音が出にくいようなら2.5あたりに落として併用するかな。

新しいリードは軽く音出し程度でおいといて、いつものリードに戻して練習。Reserveと同じ感覚で吹くと音量が大きすぎ、暴れる感じの音になります。吹きやすいけど、薄っぺらい感じ。

「リードの選定やら育成やら、サックスって面倒臭いね」と妻は言いますが、逆に一つの楽器でリードを変えるだけでいろんな音と吹き心地を楽しめるのは面白いと思います。っていうか、部品の取り替えをやら調整やらを自分でしないのはピアノぐらいじゃない?

さて、練習のほうですが、いつものようにスケールとラクールとアリア。ラクールは綺麗な音で安定した音を出せるように心がけてやっていますが、なかなかうまくいきません。今日は特に最初にReserveを試したせいか、Royalの音に納得がいきません。練習後半は口が疲れてきたせいか音程も安定せず。今日はなんか調子が悪いです。アリアとスケールの運指練習をして今日は終わり。

2/2の練習

指慣らし程度のスケールと、アリアを。

昨日教わったことを実践しようとするものの、なかなかうまくいきません。まだ歌うようには吹けません。音色や音楽を改善する以前に、指が動いてないので、まずはそこをクリアしようと思います。運指がおぼつかないとレッスン中も言われたことをできませんし。ただ、小節の頭で高い音で入る場合にアタックしたりアンブシュアが変わったりするのだけは直したいと思います。

今日はVandorenのリードを使ったのですが、やっぱりこのリードは自分には合わないかもしれません。正しいアンブシュアが出来てる時はいいのですが、崩れてくるとRico異常に噛んでしまう気がします。先週噛みすぎて唇が痛くなった時もVandorenでした。

2/1 レッスン #3

今日のレッスンで初めて先生の演奏を聞きました(今までは指導してくださるだけ)。音色・音量・歌唱力すべてにおいて圧倒されました。

というわけで、今日から始めたのはボザ(Bozza)のアリアです。

とてもきれいな曲で、早くこの曲を思い通りに演奏できるようになりたいと、モチベーションも高まります。先週からちょっとずつ練習を始めていました。レッスンでは、最初の1/3ほどを順次見ていただきました。指摘された点をかいつまんで記録しておきます。

  • 出だしの音でアタックしない。前奏の雰囲気を受け継いで柔らかく入る。
  • 滑らかに歌うように。拍に合わせるのはもちろん大事だが、曲の流れを重視して。
  • 12小節目((1)の5小節目)はppだが今はあまり気にしない。それよりも前の小説からの流れが切れないように。アンブシュアや舌の位置を変えないで続けて入る。以下同様。
  • (2)の3小節目からデクレッシェンドして5小節目のpに優しく入る。そして、次の小節から雰囲気を変えてクレッシェンド。
  • (2)の8小節目からはスペインのダンスみたいな雰囲気で。息のスピードを速くする。まずは装飾音符抜きで練習する。次の小節の頭の音に滑らかに続けて入ることも練習。頭の装飾の音だけを鋭く。

アンブシュア、舌の位置、息の出し方は継続的な課題ですが、運指も鍛えないといけません。この曲ではD#が数多く出ますが、どうもD#の入る運指がうまくいきません。取り出してひたすら練習することと、基礎練習ですね。

基礎練習は、C->C#->D->D#->Cを繰り返すことをすすめられました。ただしやりすぎないこと。今日は時間がなくてスケールは見てもらいませんでしたが、スケールも続けて練習するようにとのことでした(あたりまえだ)。C、C#を練習しているので、できるようになったら次はD, D#と進んでいくようにとのことでした。

さて、実は来週人前でちょっと演奏する機会があって、ラクールの練習曲1番をやることになっています。あまり演奏会でやる曲ではないですが、今時点でできるのはこれぐらいなので。リハーサルというか、ひととおり聴いてもらいました。技術的な細かいところはもうあまり言われなくて、演奏の所作みたいなところを教えてもらいました。

  • 譜面台の位置と高さは自分の顔が客席から見えるようにする
  • 最後の数小節は思い切って遅くする最後の数音は楽譜を見ずに客席を見る
  • 最後の音を吹き終わっても5秒は動かずに待ち、その後楽器から口を離す

といったところです。まあ音楽的に特に表現を求められる曲でもないですし、先週までに言われたことを心がけるぐらいなので、今更劇的に変わるものでもないですし、個人的には妥当なところだと思います。出演も急遽決まったし、ミスったらミスったでいいかと割り切っています。まあ、妻はこのような教室の方針にあまり賛成ではないようで「日本の教室ではあり得ない」を連呼していますが、郷に入っては郷に従えです。

1/31の練習

まだ下唇が痛いですが、明日はまたレッスンなので練習しておきました。(実は下唇以上に舌が痛いのですが。)

昨日より唇の痛みが気にならないのは、あまり噛まずに吹けてたのか、それとも単に傷が治ってきたからなのか。ま、アンブシュアはそう簡単に身につくものではない、ずっと練習し続けるものだと、先生もおっしゃってましたし、また明日もアドバイスもらって直していきます。

ラクールの練習曲のほうも、途中で音が消えたりすることはなくなってきました。音量、とくに小さい音とデクレッシェンドが不安定ですし音色も気に入りませんが、これも一歩一歩完成に近づけていきたいと思います。といいつつ、実は時間がないのですが。その辺は、また来週ご報告。

1/30の練習

昨日噛みすぎたせいで下唇が痛い(ついでにサックスと関係なく舌の根元も噛んじゃって痛い)ので、今日は軽めの練習にしようと思っていたのですが、結局1時間ほど吹いちゃいました。

怪我の功名というか、下唇が痛くないように吹こうと思ったら正しいアンブシュアに近づき、また痛いせいであまり噛みすぎることもなく。

そういえばギターをやり始めた頃も、練習しすぎで左手の指先に水ぶくれができたりして、それでも痛いのを我慢して毎日練習していた気がします。そのうち指先も硬くなり、少しずつ上達しました。まあ下唇は硬くはならないでしょうし、そもそも痛くならないようにするのが正しいわけですが。

しかし音はなかなか綺麗になりませんね。唾が多いのか、リードから次第にブブブというような雑音が混じって聞こえてくるのですが、これは聴いている人にも届いているのでしょうか。唾の量はなかなか減らすことはできないですから、これもやっぱりアンブシュアを改善するしかないんでしょうか。

1/29の練習

2日間練習できなかったので、その分を取り戻そうと長めに練習したのですが、かえって良くなかったかもしれません。

後半になると口が疲れてしまったのか、レッスンに行き始める前に戻ったかのような噛みすぎアンブシュアに。マウスピースだけで吹いてみてもピッチが高すぎて安定しません。開始直後にはきちんとAで音が出ていたのですが。

変な癖がつかず明日になったらまたリセットされていれば良いのですが。常に気をつけて練習しないとダメですね。疲れてもきちんとしたアンブシュアで吹けるように、というかそう簡単に疲れないように、鍛えていけたらと思います。

1/26の練習

昨日教わったスケールの練習方法を早速実践してみました。弱点である低音、オクターブキー、サイドキーを集中的に練習できるので良いです。

マウスピースでAのピッチを出す練習ですが、先週より楽に出せる気がします。まだ安定して出すことはできませんが、あまり口に力を入れなくてもAの音が出ます。アンブシュアは良くなってきていて、締め方の加減を覚える段階なのかも、っていうのは楽観的すぎですかね。

これらの練習をした後に曲を吹いたところ、昨日よりも少しスムーズにできたような気がします。まだ高い音から低い音になった時に息も口も緩んでしまうので、練習が必要です。最後のデクレッシェンドしてフェルマータも、昨日よりは良くなりましたが、音が安定して伸びません。音量が揺れた上に十分伸びる前に音がなくなってしまいます。

昨日触れたもう1曲ですが、ちょっと吹いてみましたが難しいです。でも自分の好きな雰囲気の曲なので、練習意欲も湧いてきます。曲の詳細は、先生に楽譜をもらってからにします。が、その前にラクールの練習曲の完成度を上げなくては。

1/25 レッスン #2

しっかり練習して臨んだ2回目のレッスンです。前回よりは良くなっていると言ってもらいました。もちろん、まだまだ修正点がたくさんあります。


アンブシュア

正しいアンブシュアを身に付けるため、マウスピースのみでAのピッチが出るように練習すること。締め過ぎず、緩すぎず。

ストローを吹く感じで息を押し出す。マクドナルドのストロー。pの音の時はヤクルトのストロー(注:日本のヤクルトは普通ストローで飲みませんが、こちらでは細いストローがついてきてそれで飲みます)。

時間とともにアンブシュアが崩れたり、噛みすぎになっていっているので気をつける。口を「ウ」と突き出さずに唇から顎までをフラットに。(上下ではなく左右に、横から締める感じにするのとほぼ同義だと解釈しています。口の形には個人差がありますから。)

タンギング

舌をリードにピタッと付けるのではなく、軽く触れるだけ。息や吹き方は変化させずにそのまま。

舌を戻したときに奥や下に行ってしまっていて、そのためタンギングをすると音が変わってしまっている。元の位置に戻す。

音量変化

クレッシェンドの際に、口の形を変えて息の出し方を強くするのではなく、アンブシュアはそのままで息を押し出す力を強くする。急に「ハッ」と息を出すのではなく、息を押し出し続けて音を大きくする。

デクレッシェンドも息を押し出し続ける。アンブシュアを緩めるのではない。(急に緩めて音がなくなってしまっていました。)

スケール

5音ずつやってみる。ハ長調なら、まずCDEFGを繰り返す。次にGABCDという感じ。それができたら、CDEFG-GABCE-と5音ずつで区切ってやる。最後に全部続けて。アンブシュア、音の出し方、運指など確かめながら。

高音のC->D->E->Fのサイドキーを使う際に、次の音の準備(サイドキーを押さえる準備)をして滑らかに音の移動をする。急にサイドキーを押さえてバタバタしない。

ラクール練習曲1番

上記のアンブシュア、タンギング、音量変化のことを気をつけて。アンブシュアを変えずに息を押し出し続けて、滑らかに。音の高低が急に変わっても吹き方は変えない。

歌う気持ちを忘れずに。声に出して歌ってみる。


練習曲とは別にもう1曲やることになりましたが、まだ楽譜をもらっていないので、ネットで調べてどんな曲か勉強しておくことにします。やることがたくさんあるので、今週も仕事から帰ってからできるだけ練習したいと思います。

シンガポール在住40代のサックス入門記録


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