スケール
- タンギングのときに舌を上下に動かさない。喉に右手を当てて「ラララ」と言っても喉が動かないように、タンギングをしても喉は動かさずに舌の先だけを動かす。
ラクール:練習曲9番
- 低音で息を変化させない。息はそのまま前に出す。楽器を少し前に押し出す感じで吹いてみる。
- クレッシェンドや高い音でエキサイトしない。それまでと同じように出す。クレッシェンドは音を大きくするのではなく、音圧を上げていく。
- 最後から6・7小節目はスラーの切れ目で音も切るが、息を緩めるのではなくスッと切る。
ミヨー:スカラムーシュ 第2楽章
- 110小節目などの上のBの音で大きくならない。ソフトに。
- 6/8に入ってからのメロディーを、単に拍に合わせて音を出すのではなく、歌うように・流れるように。
- まずは装飾音なしで数回練習した後に装飾音をつけて練習する。
- 123小節目・129~130小節目では大きく勇ましく、他の部分は優しくソフトにして対比をつける。
- 135小節目の最初のBの音は大きく短めに、その後のスケールは最初は大きく勇ましく、後半デクレッシェンドと共に徐々にソフトにしていく。
- 140小節目の最後の音も大きくならないように。
- 6/8の部分が8分=156ぐらいで吹けるように。(そうすると4/4が52でインテンポになる。)
今日のレッスンは音もきれい目に出せて比較的調子も良かったです。いつも最低でもこれくらいの出来でレッスンに臨めるといいのですが。ラクールは9番は今回で終わりで、次回から13番です。
スカラムーシュも大分指が動くようになってきて、後はコンスタントにいい息で音が出せるようになりたいのですが、こちらの方が上達が難しいところです。テンポは練習を繰り返していれば徐々に速くできそうなんですが。
先生が3楽章の練習の仕方も教えてくれました。まずは186小節目からのアルペジオを、100のテンポに音を2つずつ(つまり8分=100)、32分音符が連続するところがそれでは速すぎるようならさらに半分(16分=100)、できるようになったら4分=100、というように練習していくと。確かにここが一番難しそうですもんね。2楽章の練習と並行して少しずつ始めてみようと思います。