Ryupapa のすべての投稿

5/17 レッスン #9

全曲共通&スケール・アルペジオ

  • 出だしの音を、しっかり息を吸ってしっかりと出す。
  • 高い音を出す時に喉を締めすぎない(「アー」と声を出す感じ)。
  • 低い音を出す時に舌を落とさない。口で歌うとそうなるので、歌わない。
  • いつでも息は真っ直ぐに吹き込む。ハーッと吹かない。fの音はマクドナルドのストローを吹くように、pの音はヤクルトのストローを吹くように口を開ける。
  • 低い音から高い音に移動した時に息を急に強く吹かない。息はあくまでコンスタントに。

ミュール:練習曲イ短調

  • 13-14小節目と15-16小節目、17-18小節目と19-20小節目のように同一パターンでf、pと変化する部分で、息は真っ直ぐコンスタントに、口の締め方で強弱をつける。
  • 31小節目から38小節目にかけてクレッシェンド。息の圧力をどんどん上げていく。その後49小節目に向けてデクレッシェンド。音圧はリラックスさせるが息は緩めない。
  • 51小節目からのパターンの注意事項は前2つと同じ。
  • パームキーに飛ぶパターンの運指を練習しておく。余計な音が入らないように。

イベール:Histoires I

  • 最初4小節は小さめ、ソフトに。次の4小節は大きめ、シャープに。9-11小節目と12-14小節目も同様に対比させる。
  • 出だしがpだからといってナーバスにならず、しっかり息を吹き込んで音を出す。pは相対的なもので、絶対的な音量ではない。

いつも言われることなんですが、もう少しリラックスして演奏できるようにならないとダメですね。どうしても余分な力が入っちゃいます。

左手の親指に力が入りすぎて痛いということを話したら、次のような練習を教えてもらいました。

G-G#-G-G#-A-A#-A-A#-B-Bb-B-Bb-A-Ab-A-Ab-G

これを最初はゆっくり、次第に速くして4分=80に4つ入れる速さで。このパターンができたら、半音上げたバージョンも。80というのがマジックナンバーで、遅いと力が入りすぎるし、早いと指をきちんと動かせず、この速さで練習すると自然と力が抜けるんだそうです。家に帰ってからやってみたのですが、80に4つというのは案外速く、まだうまく入りません。60ぐらいだとまだ力が入っています。本当に力を抜けるようになるのか、続けてやってみます。

ちなみに、レッスンでは言われたことをやってみると音が良くなるのが分かるのですが、帰ってから同じことをやっても良い音がでません。なんでだろう?

先生はこれから1ヶ月ほど国外なので、次のレッスンは来月後半までありません。その間にやっておくように言われた課題は

スケール&アルペジオ

  • スケールとアルペジオを連続で。まずはF MajorとG Majorから。次第にスピードをあげて最終目標は120。次回のレッスンまでに80が目標。
  • マイナースケールも。まずCから。

イベール

  • 第1曲を続けて練習。第3曲も始めておく。(第2曲はテンポが早いので今はスキップ。)

もちろんこれ以外に言われていないことも練習しておかないといけないと思っています。全部のスケールとアルペジオ(長調・短調両方)、3度音程、ラクールの練習曲(今日はやらなかったけど4番と、その後の曲をできるところまで)、ミュールのイ短調、イベールのHistoires 第1曲と第3曲。やることはいっぱいあります。これ以外にも先日紹介した基礎トレの本もやっておきたいですし。次のレッスンの際には先生に進歩を見てもらえるよう頑張ります。

5/16の練習

「音の裏返りを解決するには喉の開き方・バランス」だということを一昨日学んだわけですが、実戦はそう簡単ではありません。

低音の裏返りは今日はあまりありませんでした。C#->Dの移動の際のDの音の裏返りは何回か起こり、気をつけて吹くと音がソフトになって前の音とのつながりが変になりますし、かといって強く吹くとオクターブ上の音が出てしまいます。なかなか難しいところです。気にしだすと余計に音が悪くなるという悪循環。

それと、やっぱりアンブシュアが少し噛みすぎです。時々息が詰まるのはそのせいだと思われます。低音がブオンブオンと震えてしまっていたのは逆にアンブシュアを緩めすぎだったのではないかと思います。低い音を出すために本来なら喉を開かないといけないのを、アンブシュアを緩めることで低くしようとしている可能性があります。噛むのではなく横から締めるアンブシュア、そして喉の開き方のコントロール。これらをもっと鍛えようと思います。

ちなみに、先生は高音を出す際に舌の位置を上げろ、低音を出す際に舌を落とすなというのですが、きっと同じことを言われているんだと思います。高音の際には喉を開きすぎ、低音の際にはアンブシュアを緩めすぎになっているんでしょう。

スケールは未だに調号と手の動きがマッチしない時があります。アルペジオはCからEまでやっていますが、少し慣れてきて指の動きを覚えてきました。ミュールのイ短調は途中何回か止まったり間違えてやり直したりしますが、なんとか最後までたどり着けるようになってきました。ラクールとイベールはあまり練習できませんでしたが、まずは明日のレッスンでもう少し教わりたいと思います。

今週も前日に先生から連絡があり、「またキャンセルか?!」と心配しましたが、時間変更の連絡でした。レッスン自体はちゃんとあるようです。とりあえず良かった(でも以前ドタキャンもありましたから100%安心はできませんが)。

5/14の練習

昨日書いた低音とDの音が出ない件ですが、まだ解決したわけではありませんが、今日はなんとかちゃんと出ました。以前買った本(まだ少ししかやってませんが)によると、低音の裏返りもオクターブキー操作時の裏返りも、喉の開き方・バランスに問題があるために起こることが多いようです。

普段はレッスンのための練習に追われて他の練習をする時間がないのですが、今月後半から1ヶ月間は先生が国内にいないためレッスンがないので、この本の基礎練習をもう少しやっていこうかと思います。巻頭に、よくある音のトラブルとその解決方法、効果的な練習方法がまとまっているので、非常に役に立ちます。

今日はスケールは全部やるのではなく、苦手なものをピックアップして練習。ついでアルペジオも。どちらも比較的調子が良くて、いつもより短めで曲の練習に移ることができました。

曲はミュールのイ短調を中心に。他の曲より圧倒的に仕上がりが遅いので。後半部分がまだ全然スムーズに演奏できないのですが、少しずつ前進している感じはあります。高い音がなかなか難しく、音質もなんかヘロヘロしているので、しっかり息を出してしっかりとした音を出すようにしないといけないです。まずは音量変化は無視してずっと大きな音で練習しておいてもいいかもしれません。

イベールのほうはまだまだいい音が出ません。こちらもヘロヘロした音になってしまい気持ち悪いです。やはりちょっとpを意識しすぎかも。この曲は運指は難しくないので、レッスンで音の出し方や曲の作りをもう少し指導してもらってからさらに練習したほうが効果的な気がしています。なので、さらっと前半をやっただけで今日はおしまい。

今日は時間もあったし調子も悪くない(決して良くもなかったですが)のでもっと練習しようと思ったのですが、夕方帰ってきた子供がちょっと熱があって頭が痛いというので練習終了。綺麗なメロディーならともかく、反復練習(それも下手な音)ばかり聴かされたら余計に頭が痛くなっちゃってかわいそうですからね。

5/13の練習

夕方早めに帰って家でも仕事をしていたのですが、それが終わってから夕食までの時間で練習です。

が、今日も調子がよろしくありません。

低音のBとBbがきちんと出ず、ブオンブオンとビブラートがかかったかのような音が出てしまいます。アンブシュアを直そうとしてもなかなかうまくいかず。練習開始直後のスケールではきちんと出ていたのに、10分ぐらいすると出なくなってしまいます。そのうち裏返ったピーッという音も出るようになり、まったくどうしたらいいのか。

もう一つでない音が、中音のD。何も押さえないC#からオクターブキーを使ったDに移るとDではない音が。リードミスとも低音で出ていた音とも違う、でもやはりピーッといった感じの音。C以下の音からDに上がった場合や下降してDを出す場合には起きません。うーん。

いつもスケールやアルペジオだけで時間の大半を使ってしまうので曲の練習をもっとやろうと思っていたのですが、これでは練習にならないので、今日もほとんど基礎練習に終始してしまいました。ラクールの4番は少しやったのですが、音が細く揺れた感じで気持ち悪く、あまり成果はなし。

5/11の練習

本当は昨日がレッスンだったのですが、土曜日の朝に電話がかかってきて、先生の都合によりキャンセルになってしまいました。こんなことはしょっちゅうあるので、もう慣れてきましたよ。

最近レッスン以外であまり家族で出かけてないし、日曜日は母の日だし、左親指の痛みは増してるし、ということでこの週末は完全休養となりました。

その分今日はしっかりやろうと練習に臨んだのですが、調子が最悪。低い音も高い音も出なくなり、出てもヘロヘロな音。中音域のDもピーッて音が鳴ってしまいます。アンブシュアをチェックしてもそんなに悪くないし、噛みすぎても緩めすぎてもないし。リードのつけ方を調整したりリードを変えてみたりしても、一時的に直るもののすぐにまた音が悪くなってしまいます。やればやるほどドツボにハマる感じ。こんな日はいくらやってもしょうがないので、早めに切り上げることにしました。

5/7の練習

今日はミュールの練習曲を中心に。

まずはスケールとアルペジオ。アルペジオのほうは昨日よりも調子が良かったです。スケールの今日の問題点は低音。テーブルキーでの小指の動きはもちろんですが、全体的に低音が出にくいです。最近は高音よりも低音の方に問題が多いかもしれません。最初にスケールをやった時はそんなに悪くなかったのですが、曲の練習を終えて最後の締めにもう一度スケールをやったところ、低音が裏返ったり揺れたりして全くダメでした。おそらく疲れてきてアンブシュアと舌の位置が乱れたせいだと思うのですが、こうなってしまうと少し休憩したり口をリラックスさせたりしてもどうやっても修正できません。その点も高音に問題がある時と違うんですよね。

で、あとはひたすらミュールのイ短調。途中止まりながらも最後までやってみました。音が上下に跳ぶのが非常にやっかいです。今は60ぐらいのスピードでやっていますが、本来はこの倍ぐらいのスピードなんでしょうね。まずはゆっくりのスピードで、音質はともかく指をなんとか動かすことに集中しようと思います。強弱もつけたいところですが、まだ指の動きで精一杯です。

ラクールの4番を何回かやって、最初に書いたようにもう一度スケールをやって今日の練習は終わりにしました。ラクールのほうは拍のカウントを勘違いしているところがあったので、修正しないといけません。明日はイベールに時間を使いたいと思います。

5/6の練習

今日も基礎練習中心に。

F#のスケールの最低音部、テーブルキーでの左手小指の動きですが、なかなか思うように動きません。C#<->Bは他のスケールでも出てきて大分慣れてきました。Bb->BもBbが抑えられた状態からであればなんとか動きます。問題はB->Bb。ローラー部分に小指が引っかかって動かないのです。小指を一旦浮かし気味にすれば多少楽ですが、そうするとCの音が一瞬出てしまいますし、薬指の力も抜けてAの音が出てしまうことも。解決策としては、小指の力をつけるか小指を寝かし気味にして動かすか。どちらにしても小指が結構痛いです。先生がレッスンの時に言っていたように楽器を調整してもらうのが一番楽なのですが。その場合はBbキーの高さを少し低くしてもらうことになるのでしょうか。シンガポールでは上手に調整できる技術者がいないから日本でやってもらいなさいと言われるのですが、次回の一時帰国で持って帰るのはちょっと難しいんですよね。

他にうまくいかないのは、Dのアルペジオ。D->F#の動き。人差し指と薬指が同時に動かないためEの音が入ってしまいます。薬指よりも人差し指を若干早めに動かせばいいのかな?A->F#の際には頭がこんがらがって左手薬指を抑えるのを忘れてしまうことも。ひたすら練習して指の動きをたたきこむしかありません。

曲は今日もさらっと流すだけだったので、次回こそは時間を割きたいと思います。

5/4の練習

今週の日曜日もレッスンなので、早く帰れた日は練習です。

1時間の練習のうち30分はスケール、15分がアルペジオ、残りの15分が練習曲とイベールの曲という、基礎練習中心の日になりました。

スケールは調と調号の関係がやっと頭に入ってきたのですが、指のほうは思うように動かないことが多く、ひたすら繰り返し練習するのみです。テーブルキーでC#->B->Bb->B->C#と小指を動かすのはなかなかうまくいきません。特にB<->Bb間の動きが辛いです。キーが重すぎるのか小指の力が弱いのか。他の指は動かさずに小指のみを動かすというのはギターで慣れているはずなんですが。

3度音程の動きはできるようになってきました。4分=60はできそうな感じです。オクターブキーやサイドキーをまたいでの移動はもう少し練習する必要がありますが、80ぐらいまではいけそうです。

練習曲とイベールは今日は数回通すだけでしたが、調子は悪くなかったです。次回はもう少し時間を割いて練習しようと思います。

高音を出す時にはアンブシュアを締めすぎないよう気をつけると音が出やすくなりましたが、その感じで低音を出すといつもの変なビブラートみたいな音になってしまいます。そこでちょっと締めると今度はオクターブ高い音が出てしまいますし、高音は音が出なくなってしまいます。加減が難しいです。マウスピースを吹くとちゃんとAの音が出ていてもうまくいかないので、これは昨日指摘された舌の位置(=喉の開き)も問題なのでしょう。

5/3 レッスン #8

スケールとアルペジオにレッスン時間のほとんどを使ったので、今日はイベールのHistoiresは見てもらう時間がありませんでした。この曲は先週からあまり進歩してないと感じていたので、もう一週間練習できるのは良かったと思いましょう。

基礎技術

  • 息をずっとコンスタントに出し続けること。特にスケールの下降音階や音が上や下にジャンプするところでアンブシュアや息や舌の位置を変えないこと。
  • 高い音を出す際の舌の位置に注意。下がっていると高い音はでない。「イー」と声を出す時の高い位置。加えて、噛みすぎないように注意。噛んでいると大きな音が出ない。吹き始めが高い音(特にF、F#)だと音が出ないことがあるのは、これらが原因。
  • 演奏中に喉で「歌わない」。歌うと舌の位置が下がってしまう。
  • 低い音の時の舌と喉に注意して、オクターブ上の音が出ないように。

スケール(全メジャースケール)

  • F#のスケールで下降した時はA#(Bb)まで下がる。C#->B->A#->B->C#の移動はローラーを使ってスムーズに。
  • Bb、Bのスケールは下の音から始める。

アルペジオ(C、C#、D)

  • 息をコンスタントに出し続けてしっかりとした音を出して練習する。
  • Eb、Eも練習しておく。下降した時はBb、Bまで下がってEb、Eに戻る。

3度音程

  • CE DF EG FA … CE DF EC DB … FD EC DB C
  • 最初はゆっくり、4分=60を目指す。

ミュール:練習曲イ短調

  • オクターブキーを使う音から使わない音に下がる時(5・7小節目のE->A・D->Gなど)にアンブシュアや舌の位置を変えずに同じ音質・音量で。
  • サイドキーを使う高い音に飛ぶ時(35〜41小節の小節間など)も同様に安定した息・アンブシュアで音質・音量も一定に保つ。

ラクール:練習曲4番

  • ブレスの前などの音を切るところで滑らかにスーッと切る。ブツッと切らない。

前回出された課題に対して1週間では練習時間が足りず全然ダメだと感じていましたが、練習したことに関してはレッスンでもそれなりにできるようになっていてホッとしました。練習でやったのと違ったことを指示されると慌てちゃいますが。まあちゃんと練習を続ければ少しずつでも着実に前に進んでいると実感できましたので、この調子で進めていきたいと思います。

左手小指のテーブルキーでの動きが悪く、ちょっと重点的に練習必要があると思います。力が入りすぎているとうまく動かないですし、力を抜こうとすると小指だけでなく薬指まで力が抜けて音が出なくなってしまいます。ギターを弾く時にはもっとマシに小指だけを動かせているのですが、楽器が変わると同じようにはいきません。楽器のローラー自体はちゃんと動くのに滑らかに小指が移動しないです。日本に一時帰国する時に楽器を持って帰って調整してもらうように言われたのですが、次回の一時帰国では旅程的に難しいかもしれません。楽器を機内持込すると他のものが持ち込めなくなりますし。まずは今の楽器の状態のまま練習をして自分の技術向上でなんとかならないか探ってみて、その後で日本で調整するかどうか決めようと思います。

5/2の練習

先生の都合により今月から数ヶ月はレッスンが変則的で、今月は3週連続のレッスン。先週から数えると4週連続になります。

たくさん課題が与えられたものの、さすがに1週間で急激にできるようになるわけもなく。指も楽譜も覚えきれてませんし、指は動かずにばたばたしますし、音もきちんと出せません。この状態では先週と大差ないのですが、練習をやらなかったわけではないので仕方ありません。明日のレッスンでは今できる精一杯をやって、ここからどうやったらうまくできるようになるかアドバイスをもらうことにしましょう。

練習内容も課題点も前回の練習と同じなので割愛します。

アンブシュアのほうは数か月前に比べれば良くなってきた気がします。下唇が痛くなることも少なくなりましたし。練習途中でもう一つのマウスピースを吹いてみてもだいたいA付近の音が出るようになりました。とはいえ、曲を吹いていて高音が出しにくいなと思った時にこのマウスピースのみでの確認をして、その後でもう一度曲を吹くと音が出しやすくなることがあります。Aの音が出ていても、それでもやはり噛みぎみになっているようです。

指のほうは脱力が必要です。左手は親指に力が入りすぎていて、長時間練習すると親指が痛くなってきます。オクターブキーを押さえたり離したりする動きも力が入っていると鈍くなります。右手は小指の動きが問題です。これも力が入りすぎているのか動きが悪く、C#からD#への動きが遅いです。ローラーを使っても動かないので力を適度に抜いて動かさないとだめです。そのくせ、Cのキーの押さえが甘くてBbの音がうまく出なかったりするので困ったものです。