基礎技術
- アンブシュア:頰の中に空気がないように。ようは口を横からしっかり締めて息をまっすぐに吹き出す。
- 息遣い:吹き始める1拍前に息を吸う。半拍前ではない。ブレス前の音で息を弱めず、しっかり息を吐き切る。息の余裕を残しすぎない。
- タンギング:舌をリードに当てる強さをではなくスピードを意識する。素早く舌を動かし、その一瞬にリードの振動をしっかり止める。
- 指遣い:力を入れすぎない。速いスケールでも等間隔に音が出るように、以下のようなスイング的なリズムの練習をして指の動きを練習する。正確にスイング・付点の長さになっている必要はなく、長い音と短い音をしっかり長く・短くすること。

- 総合:以上の項目を、それぞれ独立してコントロールする。例えば指に注意してアンブシュアがおろそかにならない。
ラクール:練習曲20番
- 出だしの部分、3小節目の終わり方とブレスに関しては上の息遣いを参照。
- 8小節目のデクレッシェンドで急に弱くしすぎない。次の小節でsubito p。
- 全体的にダイナミクスに注意する。
ミヨー:スカラムーシュ 3楽章
- 出だしのスケールをしっかり練習しておく。上の指遣いの練習をして指が動くように。音量はf。
- タンギングの音を歯切れ良く。
- 210~213小節目のスケール、および225~248小節目の後半のパターンの指をしっかり練習しておく。
- 全体的にもう少し速いテンポで練習する。遅いテンポに慣れてしまわない。
タンギングもアンブシュアも大分感覚は良くなってきましたがもう少し安定させないとダメですね。レッスン中に指導された通りにやってうまくいくことが多いですが、他のことをやるとすでにその感覚を忘れていたりしますし、家での練習だと誰も指摘してくれませんから気づかないまま結局正しくない自己流で通してしまってたりします。こうやって練習記録を残しているのも時々自分で読み直して思い出すためなんですけどね。
今日のスケール練習は前回に引き続きDメジャーでした。次回はEbメジャー。
スカラムーシュは今日は100ぐらいのテンポでやりましたけど、普段家での練習ではもう少し速いかもしれません。120から練習して速くしていって次回のレッスンでは148ぐらいでとの指示です。
できれば次回のレッスンでスカラムーシュは終了にできるようにと先生は言っていますが、果たしてどうでしょうか。個人的にはまだまだなのですが、レッスンで同じ曲をあまり長く続けてもアレなので、あと数回レッスンを受けたらあとは自分で練習を続けるという形ですかね。この曲は非常に好きなので、レッスンが終わっても続けていきたいと思っています。一昨年やったアリアも好きですが最近あまりやってないのでこれもまた時々練習しておこうかと思います。