基礎技術
タンギング:
- まずはスラーで->次にタンギングで->速度を倍に。今は軽いタンギングで舌の動きを確立し、その後で強いタンギングも練習する。
アンブシュア:
- ff->pp->ffの音量変化の練習をする。弱くなる時に息の量を少なくしないことと舌を高い位置にキープすることを忘れない。ppに落ちきったところでブレスをして、その直前と同じ息とアンブシュアでppからスタートさせる。
- マウスピースのみの音出し練習で噛みすぎないアンブシュアを身につける。
ラクール:練習曲19番
- 今日でおしまい。
ラクール:練習曲20番
- 最初から2小節目前半まではスクエアな感じ。タンギングは軽めでアクセントはつけないが、半小節ずつ上がっていく感じ。2小節目後半はスイートな感じで滑らかに。
- 9-10小節目、13-14小節目のC#の音はオクターブキーとGキーを押さえて出す。
ミヨー:スカラムーシュ
2楽章:
- スケール部分はきちんと3連符のリズムでコンスタントに入るように、ゆっくりのテンポから練習する。拍の頭の音だけをスラーで繋げて音の流れを作る。そこに等間隔で他の音を入れる。
3楽章:
- スケール・アルペジオは2楽章同様にゆっくりなテンポで指の動きを確実にする。以前スケール練習でやった、小節の半分ずつを倍半分のテンポにする練習が効果的。
- 主題部分でスラーでない音はスタッカートテヌート気味に強調して。長い音符に向けてクレッシェンドして、長い音符はデクレッシェンドして伴奏のピアノを聴かせる感じ(鐘の音のイメージ)。
取り出すとできることが曲の中ではできなかったりしますよね。曲になると指に思考が入ってしまってアンブシュアがおろそかになるんです。そのせいで指も力が入りすぎて動かなかったり。それを防ぐにはアンブシュアを意識しなくても常に正しく音が出せればいいのですが、何年やってもなかなかアンブシュアが安定しません。まだまだ続けて練習する必要がありそうです。