基礎技術
- 出だしの音をスムーズに。アタックはしない。音が出てから音程が変化しない。
- タンギングの時もタンギングなしの時と同じ息の出し方で。タンギング練習の時に、最初2カウント普通に音を伸ばしてからタンギングを始める練習をする。その時に音や息に変化がないように。
- 同じタンギングでもスタッカートよりもテヌートで吹くときの方が舌を動かすスピードを速くする必要があるので、舌を動かす筋肉を鍛える。
ラクール:練習曲18番
- 音が急に下がる場所(例えば2小節目のA->D)の低い音の音色に気をつける。14~15小節目のスケールでAからDに下がって行った時のDと同じ音で。
- フレーズの出だしの高い音を綺麗に柔らかく。アタックしたりエキサイトしたりしない。
ミヨー:スカラムーシュ
- 2楽章ではフレージング、音のつながり・ラインを意識する。特に135小節目からのスケールをただ機械的に拍に合わせるのではなく、音のラインを聞かせる。138小節目のアルペジオも同様。ゆっくりのテンポでラインを意識して練習し、それからテンポを上げていく。
- 3楽章186小節目からのアルペジオも2楽章と同様にラインを意識する。拍の頭の音だけを吹く練習で音のつながり・変化を確認する。各小節の頭の音はテヌートで。
- Bbの音はできるだけBisキーを使って出す。
ここ最近のレッスン同様に、音のクオリティーは良くなってきています。指や舌の動きのメカニック的なところをもっと鍛えないとダメですね。そして指が動くようになったら今度は表現の部分も追求していく必要があります。
Bbの音に関しては自分ではうまくBisキーとサイドキーの使い分けを考えてやっていたつもりでしたが、もっとBisキーを使えとのこと。左手に力が入っているのでBbとBの移動で指を滑らすのがうまくいかないんです。つまりはもっと力を抜いてリラックスさせて演奏できるようにしないとダメということです。
来月は先生が演奏旅行でいないので、次のレッスンは1月になります。間が空くのでしっかりと進歩を見せられるように練習しておかないと。
と思っていたら、レッスンから帰宅後に体調を崩して寝込むことに。3週連続レッスンで疲れていたところにしばらくレッスンがないことで気が緩んだのかもしれません。でも緩んでいる場合ではないので、すぐに体調を戻して、レッスンはなくともコンスタントに練習をしていきたいと思います。