9/4 レッスン #36

スケール(5音)

  • スラー:左手薬指の動きをもっとコントロールする。
  • タンギング:舌をアタックさせない。軽く触れて引く。ゆっくりのテンポで舌の動きをもっと練習する。左手のみでGを押さえて音を出し、右手で舌の動きを真似て動かし、それに合わせて実際に舌を動かしてタンギングする練習をしてみる。

ラクール:練習曲9番

  • 音が急に下がるところで、息を弱めない。オクターブ上の音を出して吹いてみて、それと同じ息の出し方で低い音も出す。
  • 最後から6・7小節めのパターンでは3拍目頭の音でしっかり止めてから、次の裏からのメロディに入る。
  • 全体に息をコンスタントに出す。高い音・低い音・大きい音・小さい音のコントロールはアンブシュア(唇と口の中)で行い、息の出し方は常に一定。

ミヨー:スカラムーシュ 第2楽章

  • この曲も息を一定に。
  • 書かれている音をただ出すだけでなく、メロディーを歌うことを心がける。
  • 124小節目は高い音よりも拍の頭の音にウェイトを置く。
  • 125・126小節目の16分音符のフレーズで、音ごとに息を出さない・息の出し方を変えない。滑らかに。
  • 125~128小節目にある装飾音でリズムを乱されない。装飾音なしでリズム通りに練習し、それに装飾音を付け加えるだけ。

時間がなくてラクールの13番はスキップされましたが、それ以外は昨日までの練習の成果は(先週と比べて)そこそこ出せたんじゃないかと思います。もちろん、いつも息に関して同じことを言われますし、指もまだあやふやなところが多いです。言われたことをしっかり心に留めて練習を続けないといけません。

日本から購入したスカラムーシュの譜面(最新の改訂版)は、以前の版と比べると1箇所音が異なるところがありました。その音に関しては改訂版の方に従うようにとのことでした。しかしどうもこの新版は譜めくりがしにくくて使いづらいです。ふと教室の楽譜棚(売り物)を見ると、旧版のスカラムーシュの楽譜があるではありませんか。サックスのパート譜を見ると、譜めくりの箇所は1楽章の途中と2・3楽章の間のみ。1楽章の譜めくりもちゃんと3小節にわたる休符の後です。そう、こうでなくてはいけません。しかも値段が日本で買った新版よりもずっと安い。同じ曲の楽譜を2つ持つのはもったいないですが、この旧版も買っておくことにしました。新版の楽譜と見比べて音符の違いがあれば注釈をつけて、こちらの旧版を使おうと思います。