9/29の練習

先週末のレッスンでうまくいかなかったのは、レッスン開始前に急いでマウスピース・リードのセットを行って音出しもしないままにレッスンに入ったからかもしれない、と思ったので今日は指慣らし・息慣らしなしですぐに曲の練習を始めてみました。結果、あんまり変わりませんでした。やっぱり単に調子が悪かっただけなんでしょうか。

そういう次第で、今日はスカラムーシュ->ラクール->スケールという、いつもと逆の順番での練習となりました。

スカラムーシュはまず後半のスケール部分だけを取り出し、遅いテンポから少しずつ速くして練習してみました。遅いテンポで長く練習すると速くした時に逆に指が動かなくなり、以前に先生が言っていたことがちょっと体感できました。とはいえ遅いテンポでしっかり指を動かす練習自体は必要だと思いますので、完璧にできるまでとあまり粘りすぎず、次々とテンポを速くしていき、必要に応じてまた遅いテンポに戻してみるのがいいと感じました。前から分かっていたことですが、やはり左右の薬指の動きをもっと鍛えないと正しく拍に合わせて且つテンポを速くしていくのは難しいですね。

その後ラクールの15番と13番を1〜2回通して、スケールをやって、今日の練習はおしまい。

9/25 レッスン #38

昨日の練習では非常に調子が良かったのに、今日のレッスンはその反動か非常に調子が悪くがっかりでした。

息をコンスタントに出せとはいつも言われることなんですが、いつもにも増して息の出し方が不安定でした。曲云々よりもまずこれを改善しないといけません。

  • 低い音でも高い音でも同じように息を出す。
  • 小さな音を出すときは息を弱くするのではなく、同じ息のスピードを保ちながら息の出口の大きさを小さくする。
  • 息継ぎの後の出だしの音の息をまっすぐに出す。
  • 高い音のところで強くならない。かといって息の圧力を弱くしない。
  • タンギングの際は舌の根元の位置は高く保ち、舌の先端だけを動かしてリードに触れる。舌・喉を動かさない(右手を喉に当てて確認)。

あと、スカラムーシュの改善点はやはりアルペジオとスケール。

  • メトロノームで練習する際に、メトロノームよりも速くならない。速いテンポで練習せずに、きちんと指の動きを確かめながらメトロノームに合わせていく。特に前半のアルペジオは徐々に少し遅くなるぐらいの感覚で、決して速くならないこと。
  • 前半部のフレーズはピアノとの掛け合いになっているので、ピアノが均質に全ての音を叩くのと合わせて、特に高い音で盛り上がらない。

調子の良い・悪いがあるのは仕方ないですが、なるべく波は小さくしたいものです。あと1回でスカラムーシュ2楽章は仕上がるのか否か。ちなみにラクールの13番はもう1回やるのかどうかはっきりと言われていませんが、スタッカートの曲はまた飛ばして次は15番になります。

9/24の練習

一昨日とは比べ物にならないくらい音の調子が良く、今日はちょっと長めに練習しておきました。最初にスケール練習をしていた時はHigh F#がリードミスになったりしていましたが、それも次第になくなり、指はいつもよりよく動きました。

メニューはいつも通りスケールとラクールの13番、そしてスカラムーシュの2楽章です。そして今日も3楽章をちょっとだけやりました。

スカラムーシュは今日は72ぐらいのテンポでも比較的入っていました。問題は例のスケールで、このテンポでも入るには入るのですが、一音一音が安定して一定の速さで入らないんですよね。原因は左右の薬指の動きがきちんと独立していないからだと思います。薬指を動かすのがちょっと遅れて、その次の中指が動くタイミングとの間隔が狭くなってしまっている気がします。速いテンポで練習するだけでなく、遅いテンポで指の動きを確認しながらの練習も必要でしょう。

明日は2週続けてのレッスンです。頑張りましょう。

9/22の練習

今日はイマイチ調子が良くなかったです。まず音が綺麗じゃない。高音のリードミスはともかく、タンギングをするとノイズが入る上に変な音になるし、楽器を調整して以来調子の良かった低音も上ずった感じになるし。指の方は動くんだけど、白に合わせて正確に動かなくて、走ったりスイングしたりと安定せず。

そんな感じだったので、ダラダラと長く練習せずに短めで切り上げました。スケール、ラクール、スカラムーシュをそれぞれ苦手な部分を取り出しての繰り返し練習、そして1〜2回通して終わり。

おまけでスカラムーシュ3楽章の186小節目からを遅いテンポでちょっとだけやってみました。8分=60ぐらいが今はギリギリで、72にあげるとめちゃくちゃになります。ま、少しずつということで。

9/18 レッスン #37

スケール

  • タンギングのときに舌を上下に動かさない。喉に右手を当てて「ラララ」と言っても喉が動かないように、タンギングをしても喉は動かさずに舌の先だけを動かす。

ラクール:練習曲9番

  • 低音で息を変化させない。息はそのまま前に出す。楽器を少し前に押し出す感じで吹いてみる。
  • クレッシェンドや高い音でエキサイトしない。それまでと同じように出す。クレッシェンドは音を大きくするのではなく、音圧を上げていく。
  • 最後から6・7小節目はスラーの切れ目で音も切るが、息を緩めるのではなくスッと切る。

ミヨー:スカラムーシュ 第2楽章

  • 110小節目などの上のBの音で大きくならない。ソフトに。
  • 6/8に入ってからのメロディーを、単に拍に合わせて音を出すのではなく、歌うように・流れるように。
  • まずは装飾音なしで数回練習した後に装飾音をつけて練習する。
  • 123小節目・129~130小節目では大きく勇ましく、他の部分は優しくソフトにして対比をつける。
  • 135小節目の最初のBの音は大きく短めに、その後のスケールは最初は大きく勇ましく、後半デクレッシェンドと共に徐々にソフトにしていく。
  • 140小節目の最後の音も大きくならないように。
  • 6/8の部分が8分=156ぐらいで吹けるように。(そうすると4/4が52でインテンポになる。)

今日のレッスンは音もきれい目に出せて比較的調子も良かったです。いつも最低でもこれくらいの出来でレッスンに臨めるといいのですが。ラクールは9番は今回で終わりで、次回から13番です。

スカラムーシュも大分指が動くようになってきて、後はコンスタントにいい息で音が出せるようになりたいのですが、こちらの方が上達が難しいところです。テンポは練習を繰り返していれば徐々に速くできそうなんですが。

先生が3楽章の練習の仕方も教えてくれました。まずは186小節目からのアルペジオを、100のテンポに音を2つずつ(つまり8分=100)、32分音符が連続するところがそれでは速すぎるようならさらに半分(16分=100)、できるようになったら4分=100、というように練習していくと。確かにここが一番難しそうですもんね。2楽章の練習と並行して少しずつ始めてみようと思います。

9/17の練習

明日はレッスンなので時間をとって練習しました。基礎練習を軽くやって、メインはラクール。特に苦手な部分を繰り返しやって、スカラムーシュをやった後にもう一度ラクールに戻って一通り通しました。

ちょっと疲れたので過去にやった曲やレッスンではやってない曲をちょっとやってみました。その中にフラジオのGのでてくる曲があって、以前はどうやっても音が出なかったのですが、今日初めてGの音が出ました。曲の中ではまだスムーズにフラジオに移行できませんし、単音でやっても出たり出なかったりなのですが、とにかく音が出たこと自体が嬉しかったです。マウスピースを替えたことが一番の要因だとは思いますが、アンブシュアも良くなってきているのかもしれません。舌の使い方がポイントだと思いました。今日最初はF#の音もリードミスが多くて出にくかったのですが、フラジオのGが出せた後はF#も出やすくなったので、フラジオ練習も少し取り入れてみてもいいのかもしれませんね。

9/15の練習

今日も一通り練習しました。1時間ちょっと。

5音スケールは無理して速度を上げないことにしました。スラーが104、タンギングが63。タンギングはまだ納得いく出来ではないし安定しませんが、先週よりは少し良くなった気がします。まずは継続して練習することですね。

ラクールの9番と13番も何回か通しました。自分には9番の方が難しいかもしれません。13番は中間部のアルペジオさえできればまあまあの出来だと思います。テンポも速いのでさらっと流して終わる感じ。9番の方がいい音が出しにくいというか、音の悪さが目立ってしまいます。

最後にスカラムーシュ。こちらも無理して速くせずに、中間部の6/8が8分音符が120ぐらい。もう少し自信を持って確実にできるようになれば132まで上げれるかなという感じ。焦らずにまずは144ぐらいを目指します。練習のたびに少しずつ前に進んでいる気がしていい感じです。このままコツコツと続けていきます。

3楽章の最初の方をちょこっとだけ吹いてみましたが、2楽章よりもずいぶん難しいですね。本来のテンポの倍以上の遅さでやっても入らないです。それなりに聞けるテンポでできるようになるにはかなり長くかかりそうです。当分はレッスンでもやらないと思いますが、勝手に少しずつやっていこうと思っています。人前で演奏するなら、2楽章だけではなく3楽章も続けてやったほうが様になりますからね。

9/11の練習

先日はスカラムーシュ以外の練習をしなかったので、今日は基礎練習もラクールの練習曲もちゃんと練習。

でもタンギングと高音の調子はイマイチ。5音スケールのタンギングは60~63でゆっくりめにやったのですが、それでも音もスピードも良くなかったです。ラクールの9番と13番もどうも納得がいく音が出ません。指の動きは練習が足りないだけだと思うので、また次回も引き続き繰り返し練習しておきます。

スカラムーシュはこのところ集中して練習しているせいか、少し良くなってきた気がします。スケールも指が動くようになってきたのですが、逆に一部の指使いだけが必要以上に速く動いて、また一部はどうも動きがひっかかり、結果均一なリズムできちんと拍に入らなくなってしまいます。一つ一つの音をしっかり指の動きを意識してやらないといけませんね。

9/9の練習

基礎練習は指慣らし程度で終わって、今日はスカラムーシュの練習のみ。それも6/8の部分のみ。時間も少なかったので。

レッスンでもやった125~128小節目と、135~136小節目のスケールを特に集中的に練習しました。前者の方は、練習の最初はなかなかうまく入らず先週と同じような状態に逆戻りしていたのですが、練習を進めると大分良くなってきてレッスンの時の感じが戻ってきました。レッスンの時よりも少し速めのテンポでもいけるかもしれません。

スケールの方はまだ前途多難です。遅いテンポの時はいいのですが、スピードを上げると指に力が入りすぎて逆に遅くなってしまいます。自分で分析するに、解放のC#の音のところで息の入りが変わってしまっているのと、両手の薬指の動きが遅かったり速すぎたりしているのが問題だと思われます。うまく力が抜けている時は少々速いテンポでも入るのですが、速く動かそうと意識すると力が入ってしまうんです。

ちなみに小節数の表記ですが、9/3までの練習では改訂版の譜面を使っており2楽章の最初からのカウント、それ以降は旧版の譜面で1〜3楽章通してのカウントとなっています。

9/4 レッスン #36

スケール(5音)

  • スラー:左手薬指の動きをもっとコントロールする。
  • タンギング:舌をアタックさせない。軽く触れて引く。ゆっくりのテンポで舌の動きをもっと練習する。左手のみでGを押さえて音を出し、右手で舌の動きを真似て動かし、それに合わせて実際に舌を動かしてタンギングする練習をしてみる。

ラクール:練習曲9番

  • 音が急に下がるところで、息を弱めない。オクターブ上の音を出して吹いてみて、それと同じ息の出し方で低い音も出す。
  • 最後から6・7小節めのパターンでは3拍目頭の音でしっかり止めてから、次の裏からのメロディに入る。
  • 全体に息をコンスタントに出す。高い音・低い音・大きい音・小さい音のコントロールはアンブシュア(唇と口の中)で行い、息の出し方は常に一定。

ミヨー:スカラムーシュ 第2楽章

  • この曲も息を一定に。
  • 書かれている音をただ出すだけでなく、メロディーを歌うことを心がける。
  • 124小節目は高い音よりも拍の頭の音にウェイトを置く。
  • 125・126小節目の16分音符のフレーズで、音ごとに息を出さない・息の出し方を変えない。滑らかに。
  • 125~128小節目にある装飾音でリズムを乱されない。装飾音なしでリズム通りに練習し、それに装飾音を付け加えるだけ。

時間がなくてラクールの13番はスキップされましたが、それ以外は昨日までの練習の成果は(先週と比べて)そこそこ出せたんじゃないかと思います。もちろん、いつも息に関して同じことを言われますし、指もまだあやふやなところが多いです。言われたことをしっかり心に留めて練習を続けないといけません。

日本から購入したスカラムーシュの譜面(最新の改訂版)は、以前の版と比べると1箇所音が異なるところがありました。その音に関しては改訂版の方に従うようにとのことでした。しかしどうもこの新版は譜めくりがしにくくて使いづらいです。ふと教室の楽譜棚(売り物)を見ると、旧版のスカラムーシュの楽譜があるではありませんか。サックスのパート譜を見ると、譜めくりの箇所は1楽章の途中と2・3楽章の間のみ。1楽章の譜めくりもちゃんと3小節にわたる休符の後です。そう、こうでなくてはいけません。しかも値段が日本で買った新版よりもずっと安い。同じ曲の楽譜を2つ持つのはもったいないですが、この旧版も買っておくことにしました。新版の楽譜と見比べて音符の違いがあれば注釈をつけて、こちらの旧版を使おうと思います。