3/20 レッスン #27

今日のレッスンも5オンずつのスケールとハイデンのソナタです。

スケールはまずC#から。ちょっと遅めでやって指の確認。左手小指のキー(C#とG#)を場合によって押しっぱなしにするのがポイントでした。それでも右手小指でC#とD#を行き来するのはやっぱり辛いです。その後テンポを上げてもう一度。Cも72のテンポで通して曲へ。

ソナタは一応最後まで88のテンポで通しました。良くなかったのはやはり小さな音の出だしで、さっと音が出ません。先週言われたのと同様で、息の出し方をもっと練習しないといけません。その後2ページ目の付点のリズムが続くところ、いつも家で練習する時もうまくいかないところですが、ここを取り出してちょっと遅めのテンポでやりました。自分では指がリズムとテンポに追いつかないのが問題だと思っていましたが、先生が指摘したのはまたもや息の出し方でした。これを改善するために最初はしっかり指が動くテンポでタンギングなしの全部スラーで息を意識してフレーズごとにやり、その後でタンギングを入れてやるとちょっと良くなりました。

曰く、曲全部を通して、音量にかかわらずすべての部分でしっかりと息を出すようにしないといけません。息のスタミナがないのか、ところどころハァーッという息の出し方になってしまっているのですが(特にpの箇所)、これを曲を通してフウーッとしっかり息を送り込んで音を出すようにとのことです。特に休符の後、フレーズの出だしで顕著な気がします。ほぼ毎回指摘されるのですが、常に意識してないとなかなか難しいです。

速いテンポで練習するようになったからか、5音ずつスケールを始めたからかは分かりませんが、指の動きは最近少しずつスムースになってきたような気がします。息の改善は指のメカニクスよりも時間がかかりますが、気長に練習していきます。

来週は2楽章も少しやるかもしれないので、ちょっとさらっておこうと思います。当然まだインテンポではできないので、ゆっくりから少しずつ。