3/13 レッスン #26

まずはスケールから。メジャーを12種類やった後、5音ずつのパターンの練習をCメジャーで。今回は60のテンポでやりましたが、次回はもう少し早く、さらにC#メジャーのスケールでも。

しっかり指を動かすためには、強拍をきちんと合わせてやること。スピードを徐々に上げていくためには、例えば今日60のテンポで練習を始めたら、62、64、66と少しずつ速くして練習し、次回の練習では62から始めて同様に少しずつ速くする。そうすれば1週間で70ぐらいまでスピードアップできる(練習頻度にもよるけど)。さらに、1週間ごとに新しいスケールを足していく。この練習をした後にそのスケールを2回通して、続けてアルペジオも。

スケールの後はハイデンのソナタ。いつも練習している88で。1ページ目を終わったところでストップ。基本的な息というかアンブシュアの修正が必要で指導されました。この1週間は曲よりもこの修正を最優先にするようにとのこと。

まず小さな音の出し方。音を小さく出そうとすると息自体が弱くなっており、そのため音質が悪くなっているようです。息は大きな音の時と同様にしっかり送りこみつつ、息を出す「穴」の大きさだけを小さくするようにとのこと。私の場合は穴の大きさはそのままで息だけを小さくしようとしているので息のスピードが変わってしまっているのだそうです。とはいえ、マウスピースをくわえた状態で「穴」を小さくするのは非常に難しく思います。フルートなら分かりますが。先生曰く、ストローをくわえて息を出し、ストローの穴以外の場所から息が漏れないように練習しろとのこと。その時の口の筋肉の使い方なんだそうです。まだわかりにくいですが、とりあえずちょっと練習してみます。

さらに上記のことがうまくできない理由の一つに、下顎の使い方もあるようです。先生がいつも使い表現で、下顎をフラットにしろと。フラットではない下顎というのは唇を突き出した時の形とかで、顎の位置が固定されないから良くないのだそうです。そのためには下唇を歯に被せすぎてはいけないとのこと。ジャズ・ポップスで言うところのファットリップではなくシンリップでということですね。基本的にまだ噛みすぎているからそうなるんだと思います。

今日は本当に基本的なことを直されて、曲は全然見てもらえませんでしたが、曲を表現するために基礎技術を固めるのは遠回りに見えて近道なのだと思います。基礎技術の練習は面白くなくしんどいですが、頑張ってみます。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください