2/28 レッスン #25

  • オクターブキーを押さえたり離したりするときに手を動かしすぎない。テコの原理で指先を少し動かすだけ。
  • 息の使い方を改善する。風船を膨らませた後抑えていた指を離すと音を出してしぼんでいくように、息を吸って風船=お腹を膨らませ、それをしぼませて音を出す。
  • フレーズの吹き終わりで口を開いてふわっと終わらせない。最後までしっかりアンブシュアを締めて息を押し出す。特にデクレッシェンドして終わる時に息を最後まで押し出しつつ音をスムーズに小さくする。急に緩めて音をストンと消さない。
  • 吹き始めもスムーズに。音が2段階にならず、スゥーッと入っていく。きついアタックもしない(注:これは曲にもよると思う)。
  • スタッカートを練習する。まずは全部スラーで。次にタンギングを入れてレガートに(スタッカートにはしない)。今度はタンギングをせずに息で短く音を切る。この際にアンブシュアは変化させず、息もコンスタントに押し出す。ふわっと吐き出したり、ストンと落としたり、肩で息をしたりしない。最後にタンギングでスタッカート。舌の使い方はレガートと同じで、息の使い方はタンギングしない時と同じ。

今日は特に息の使い方を細かく指導されました。意識すると腹式呼吸できるんですが、曲の途中で指などに気をとられると胸式呼吸になってしまっていることもあり、自分でも改善しないといけないと思っていました。先生はスタミナが足りないと言っていましたが、楽器を吹かない普段の時は無意識に腹式呼吸になっているので、お腹のスタミナだけでもないのかなと思います。スタミナがないのも確かで、普段の呼吸のお腹の使い方(腹式呼吸であっても)と楽器を吹くときでは違いますからね。

手の動きを最小限にしてオクターブキーを押さえるため、左手のサムレストの部分に粘土のようなものをつけられました。親指が滑らなくなるので指の位置を固定して動きを減らすということなんですが、確かに指自体の動きは減りますが、高さが変わってしまって非常にやりにくくなりました。オクターブキーを押さえなくてもいい音でも押さえてしまったり、とにかく操作ミス連発です。なので、レッスン終了後にこそっと剥がして元に戻しました。その分練習の際に指の動きに気をつけて、親指を滑らせずに位置を固定して演奏するように注意してやらないといけません。

今日はソナタの時間が少なかったので、次回は練習曲は置いておいてソナタ中心にやるとのことです。テンポは次回までに90ぐらいを目指すようにと言われましたが、まず無理でしょうね。まずは今ギリギリできる上限の80をもっときちんと入るようにして、そこから少しでもテンポを上げれるようにしていこうと思います。

先月のレッスンを1回休んだ分は自己都合なので振替はありませんが、今月もレッスンが1回だけだったので、その分の振替で来月はレッスン3回です。相変わらず仕事が忙しいので平日の練習は厳しいですが、なんとか頑張ってやりたいと思います。