1/17 レッスン #24

今日レッスンは出だしからリードミス連発でスケールが全く進みませんでした。リードのアラインメントを直してもダメ。その後のレッスンの様子からしてアンブシュアが特に悪いわけでもなさそうでしたし。先生が自分のリードとマウスピースで音を出してもリードミスが起こっていたので、部屋の空調とかの影響もあるのかなと思いましたが、そんなことがあるんでしょうか?

そんなわけでスケールは途中で中断。代わりに新しいアンブシュア・タンギングの練習法とスケールの練習法を教わりました。スケール練習の方は先生が最近何かで見つけた方法だそうです。

アンブシュアとタンギングの練習 – リードとマウスピースだけで

  • いつものようにAの音が出る正しいアンブシュアで。
  • Bb、B、C、G#、Gの音を、思った通りの音を安定して出せるよう、アンブシュアをコントロールする練習をする。
  • 出だしにタンギングを入れずに息を入れて、最初からスパーッと音を出す。出だしの音が2段階になったり音量が途中から上がったりしないように。
  • 次に、タンギングを使わずに、息だけで音を区切って(エアータンギング)フーッ・フーッと2つ音を出す。
  • さらに、その2つの音の後に、今度は舌を使った通常のタンギングで3つ目の音を出す。前の二つの音と同じ音を出す。音量が変わったりアクセントをつけたりしない。
  • 今度はエアータンギングで1回、タンギングで2回音を出す。注意する点は同じ。

スケールの練習

  • まずはスラーで、CDEF GFEDと1小節。
  • 同じくスラーで、CDCD EFEF GFGF EDEDの1小節、これをリピートして、最後にC。
  • 次はタンギングで、CC DD EE FF GG FF EE DDと1小節。
  • 同じくタンギングで、CDEF GFEDの1小節、これをリピートして、最後にC。
  • 同様のパターンをハ長調の構成音について順に行う。すなわち、次はDEFG AGFE〜のパターン。
  • High Bから始まるパターン(High Fまでの音を使う)まで上昇。
  • 次は下降音階。High Fから始めて、FEDC BCDE〜FEFE DCDC BCBC DEDE〜というパターンになる。
  • 同様に、Low Gから始まるパターン(Low Cまでの音を使う)まで下降。

これらの練習は、まさに私の課題点を克服するのにぴったりに思われます。レッスンに通う意義はここにあると感じます。

スケールは簡単そうに思えますが、特にオクターブキーをまたいだりサイドキーを使ったりするパターンで左手がバタバタしてなかなか難しいです。左手の動きを最小限にしてスムーズに動かさないといけません。

タンギングはすべての音をレガートに吹くため、舌の動きを最小限にし、また舌をリードに当てる位置も安定させないといけません。

どちらも、いつもレッスンで言われることです。漠然と練習していてもなかなか改善されませんから、これらの練習を通して意識して改善していきたいところです。

基礎練習で結構時間を使ったので、今日は練習曲は無しで、曲の方に入りました。ハイデンのソナタです。

なんとか1楽章の最後まで通しました。指摘されたのは主に次の二点です。

  • 16分音符の速いフレーズでやはりナーバスになっている。そこの部分だけを抜き出して何度も繰り返し練習する。
  • 低音のフレーズと高音のフレーズが呼応・対比して書かれているところが何ヶ所かある。その高音のフレーズをもっとレガートに吹く。出だしできついタンギングを入れない。当面、ここでは先のエアータンギングを使う。通常のタンギングでも同じようにレガートにできるようになったら舌を使うようにする。

まあ、結局は課題は同じ、指の動きをスムーズにすることと、タンギングをなめらかにすることですね。

ソナタは少しずつできるようになってきて楽しくなってきました。2〜3ヶ月後には2楽章に入れるように頑張ろうと言われましたので、気合を入れて続けていこうと思います。