仕事を早く切り上げて帰宅し、練習です。夕食前に1時間半、夕食後にも30分、計2時間とがんばりました。
前半の練習の調子が良くて、このまま終わるのはもったいなくて食事の後もやったのですが、後半はイマイチ。まあよくあることです。原因は分かっていて、手の疲れ、特に左手が動かなくなったことです。
そこで分かったのが、例の中音のDが裏返ってAになるやつ、原因は息の角度だけでなく指の動きにもあるようです。左手薬指でキーを押さえるのが微妙に遅いみたいなんです。G-A間でオクターブキーで開くホールの位置が変わりますから、Aの音が出てしまうのも納得です。これはもう薬指の動きを鍛えるしかないです。
長時間練習しても以前のように噛みすぎで下唇が痛くなることはなくなりました。アンブシュアは少しずつ安定してきているようです。まさに先生が言っていた通りで、これからは指のメカニクスをもっと鍛えていかないといけないです。
練習内容のほうはいつものようにスケール&アルペジオ、ミュールイ短調、イベールHistoires。スケールのスピードはなかなか上がりません。60どまりです。サイドキーを使うHigh D以上の音、左右の小指を使うLow C以下の音でテンポも乱れてしまいます。
ミュールイ短調はブレスの位置を考えないといけません。前半は大分指が動くようになりましたが、ブレスのタイミングを誤って息が足りなくなることが何度もありました。後半は音がジャンプするところが多く難しいので重点的に繰り返し練習しましたが、まだまだです。
イベールのほうは今日は調子が良かったです。新しいリードだったからかもしれません。もっとコンスタントに安定して音が出せるようにしたいです。ちなみにずっとイマイチだと思っていた1個前のリードが今日は結構鳴ってくれました。やっと育ってくれたかな。